「売り手市場」と言われている中、採用活動をするにあたって様々な悩みや課題を抱えている人事の方も多いのではないでしょうか。
実際、あらゆる採用手法が増え続けている中で、「どの媒体が適しているのか」「どんな採用スケジュールで動けば採用成功できるのか」など迷走している声も多いです。
そこで、解決の糸口を示してくれるのが「採用支援」です。本記事では、以下の内容を詳しく解説していきます。
- 採用支援とは何か
- 採用支援サービスを選定する際のポイント
- おすすめの採用支援会社10社の比較
適切な採用支援サービスを選ぶことが、採用活動の成功への大事なポイントとなります。
採用支援サービスを活用して、効率的に優秀な人材を採用するために、この記事を読んで、自社に最適な採用支援サービスを見つけましょう。
採用支援とは
採用支援とは、企業の採用に関する課題を解決し、採用活動を幅広くサポートするサービスです。
サービス内容は、求人の掲載や採用コンサルティング、アウトソーシングや人材紹介など様々で、企業の課題ごとに適したサービスを提供します。
主に採用支援は「新卒採用」「中途採用」「アルバイト・パート採用」の3つに分かれています。
企業が何を目的として採用するのかによって、どこの領域をターゲットにするのかが変わってきます。
新卒採用支援
新卒採用支援は、学生を対象に採用活動を行い、そのプロセスを支援するサービスです。
即戦力を短期的に求める中途採用とは違い、研修や教育のプログラムを組み立て、長期的な視点で採用活動を実施するものになります。
サービス内容としては、企業ごとに最適な採用戦略を考える採用コンサルティングや、スカウト配信などを外部に委託するアウトソーシング、採用ツールの販売などがあります。
これらのサービスを利用することで、長期で戦う必要性のある新卒採用活動を、効果的・効率的に進めることが可能です。
中途採用支援
中途採用支援は、キャリア経験のある求職者を対象に採用活動を行い、そのプロセスを支援するサービスです。
新卒採用とは違って、採用活動期間は短期的で不定期という特徴があり、既にキャリア経験のある求職者を採用できます。
急な人材不足や新しい企画を立案する際に、即戦力となるような専門スキルや知識を持った人材の確保が可能です。
採用支援の内容としては、求めるターゲットを採用するための戦略立案、面接代行、求人広告の作成・配信などがあります。
中途採用は、新卒採用とはターゲットや採用活動スケジュールが異なるところがあるため、中途領域のノウハウがあるサービスを受けることが重要です。
アルバイト・パート採用支援
アルバイト・パート採用支援は、その名の通りアルバイトやパートタイムの従業員を対象に採用活動を行い、そのプロセスを支援するサービスです。
新卒や中途採用のようにフルタイムで働く正社員の採用ではなく、短期的に決まった時間に働いてくれる人材や、中長期的に働いてスキルを身につけた人材にはそのまま正社員登用をするなど、企業によって採用したい人材や目的は様々です。
支援内容としては、新卒と中途と同様に採用戦略の立案や面接代行などがあります。
採用支援の具体的な内容
ここからは採用支援の具体的な内容を5つの項目に分けて紹介していきます。
採用計画の立案・見直し
「採用計画の立案・見直し」は、採用活動を行うにあたって最も重要な部分です。採用計画を具体的に決めることで、採用活動をスムーズに進めることができます。
- また、採用計画を立案する上ではいくつかポイントがあります。
例えば、新卒採用であれば、学生の就活スケジュールや、他社の動きに出遅れないように早めに計画を立てることが非常に重要になってきます。
- さらに、立案した計画を定期的に見直すことも必要です。
採用市場や媒体のトレンドは常に変化し続けるため、状況に応じて最適なコンテンツや採用フローで運用していくことが採用成功に繋がります。
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応募者管理
応募者管理は、学生を媒体の応募画面で管理するサービスです。学生が説明会に予約した後のフロー対応を画面の中で管理していきます。
例えば、説明会に予約してくれた学生に対してのリマインドメール、選考に進む学生の日程調整などを行います。
このような管理ツールを利用することで、学生や求職者の情報を分かりやすく可視化することができます。
面接代行
「面接代行」はその名の通り、自社内で実施する面接の対応を外部に委託するサービスです。
採用担当の業務は面接だけではなく、求人媒体の選定や説明会の会場の手配や実施、合否連絡などかなり負担が大きいポジションです。
そのため、一部だけでも外部に委託することで、工数面の削減ができ、時間の確保が可能になります。
スカウトメールの作成・配信代行
「スカウトメールの作成・配信代行」は学生や求職者に送るスカウトメールの文面を作成し、それを配信するフローを代行するサービスです。
スカウトメールはテンプレートで作成するパターンと、文面を学生や求職者別に工夫して作成する2パターンがあります。
また、スカウトメールの配信を外部に委託することによって工数面の削減にも繋がります。
スカウトは、開封率の高い時期にコンスタントに配信することが重要です。「なかなか他の業務と兼任しながらスカウト配信する時間が取れない」という採用担当の方も多いと思います。
キャリアマートでは、スカウト配信代行サービスを行っています。スカウト配信代行サービスの詳細を知りたい方は、下記ページからダウンロードしてみてください。
採用コンテンツの作成
採用コンテンツの作成は、人材を募集する際に使用するコンテンツのことを指します。
例えば、内定者同士の交流を深めるための内定者フォローワークショップや、会社説明会で使用する資料作成、現場で働いてる従業員へのインタビュー動画などがあります。
情報提供のみで終わらないように、企業に合わせたコンテンツを作成することで、それぞれのブランド力や強みを求職者に伝える効果があります。
採用支援サービスの種類
採用支援のサービスには様々な手法があります。今回は、8つに分けてそれぞれの特徴についてご紹介します。
求人掲載
求人掲載とは、企業が人材を募集する際に、求人情報をサイト内に公開することを指します。
求職者に対して応募情報を提示しているもので、職種や応募資格、雇用形態等の企業情報を載せて掲載します。
写真の選択や文面の書き方など、ノウハウ面が必要なサービスの1つでもあります。
企業によってもアピールしたい強みなどが違うため、より魅力を引き出してくれるような掲載ページをプロと一緒に作成することが選ぶ基準の一つとなります。
人材紹介
人材紹介とは、専門のキャリアアドバイザーが企業と求職者のマッチングをするサービスです。企業が欲しいターゲットとなる人材を探し、求職者に最適な仕事を紹介します。
企業が求める人材と求職者のスキルや、キャリアプランなどを照らし合わせながら用ににつなげるサービスであるため、両者にとって認識の違いを防ぐことができます。
欲しい求職者の条件が具体的である企業は、効率的・効果的に採用できる手法の1つです。
さらに人材紹介は、料金形態が成果報酬型のため、内定承諾されるまで一切費用が掛からないのもメリットの1つです。
人材派遣
人材派遣とは、派遣会社で求職者を雇用し、期間限定で、別の企業に就労してもらい業務を遂行する労働形態のサービスです。
求職者はあくまでも派遣会社の社員として割り振られた企業で業務を遂行するものですが、給料や福利厚生などの雇用管理は全て派遣会社が行います。
雇用者の多様な働き方、企業側も短期的に働いてくれる人材が欲しいなど、企業のニーズに柔軟に対応できるサービスです。
研修・育成サービス
研修・育成サービスとは、企業側から自社の社員に対してスキルアップできるコンテンツや、キャリア経験を積んでいく中での育成プランを提供するサービスのことを指します。
新卒領域は、ゼロから社会に進出することになる学生が対象のため、「「ビジネスマナー」や「働くとは何か」など基礎的なところからプログラムを組んでいく必要があります。
一方、中途領域は、キャリアを経験した求職者が対象であるため、1人1人のスキルに合わせ、柔軟に対応できるプログラムが必要です。
また、1人1人に適度にフィードバックすることで個々人のモチベーションアップにも繋がります。
採用アウトソーシング
採用アウトソーシングとは、採用活動のプロセス全体、もしくは一部を外部委託することを指します。スカウトメールの配信や面接の日程調整など、ノンコア業務と呼ばれる仕事を専門の企業に代行してもらうサービスです。
採用担当の業務は量もかなり膨大で負担が大きい作業もあるため、アウトソーシングの導入の需要は非常に高くなっており、業務の効率化やコストの削減などにも繋がるため、導入する企業が増加しているサービスの1つです。
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採用コンサルティング
採用コンサルティングとは、採用戦略の立案から最終的な振り返りまでの一連の流れを支援するサービスです。
採用コンサルティング会社は採用に関するあらゆるアプローチ方法を熟知しているため、企業ごとのニーズに合わせてどのような戦略で活動すれば費用対効果が見込めるのか、採用目標人数を達成できるのかを分析し、それに対しての提案をします。
採用コンサルティングを利用することで、採用活動を効率的、効果的に実施できます。
採用管理システム
採用管理システムとは、企業の採用プロセスや求職者の情報を管理するためのソフトウェアです。
求職者の個人情報の整理や求人情報の公開、エントリーの受付、選考過程の連絡など、様々な機能が搭載されています。
採用活動の状況を可視化することや、迅速な連絡の対応が可能であるため企業側も求職者側にとっても非常に効率的で、満足度の高いサービスの1つです。
適性検査ツール
適性検査ツールとは、採用する際の選考に用いられるサービスの1つです。応募者の学習能力や性格などを確認できる試験であり、人間性や協調性などを判断する材料として活用できます。
企業の職場環境に適した人材であるか、どんなポジションで活躍してくれそうかなど判断材料となる情報が充分に入手できるため非常に重要なツールです。
検査の種類は様々で能力や性格、心理系などがあります。企業側がどのような人材を採用したいのか、どこに重きを置いているかで検査項目を変えると効果的に利用することが可能です。
採用支援サービスを活用するメリット
採用支援サービスを活用すると企業側に様々なメリットがあります。主にメリットとされる4つを紹介します。
採用にかかる工数を削減できる
1つ目は、採用にかかる工数を削減することができます。スカウトメールの作成や配信、面接の日程調整、合否連絡などを外部に委託することで、負担になりがちな業務の工数を削減することができます。
今では自動で通知してくれるような機能を搭載したサービスも多くあるため、迅速かつ高速に対応することで、応募から選考、その後の内定までの効率化が見込めます。
自社に合った採用活動を進められる
2つ目は、企業ごとに合った採用活動を進めることができます。採用したいターゲットは企業ごとに違い、その採用手法もバラバラです。
何が最適なツールなのか、どのような採用戦略を立案すればいいのかなどノウハウが充分に蓄積されたプロと一緒に進行することで、自社に最適な採用活動を実現することが可能です。
自社にマッチする人材を発見できる
3つ目は、自社にマッチする人材を発見することができます。企業ごとにターゲットとなる人材を採用するには、それに見合った媒体の選定や採用戦略の立案が必要不可欠です。
採用ノウハウを学ぶことができる
4つ目は、採用ノウハウを学ぶことができます。採用における専門的知識がある企業と活動することで、最新の採用市場やトレンドに触れることが可能です。
さらに、蓄積されたノウハウを共有してもらえるため、常に変化し続ける採用市場の中で状況に合わせた体制を取ることができ、 採用活動をスムーズに進める上で非常に役立つものになります。
さらに、自社内だけでは発見できなかった課題や強みを、第三者の視点から気づくことができるというのがメリットです。
採用支援サービスを選ぶ際のポイント
採用支援サービスを選ぶ際のポイントを4つご紹介します。
自社で解決したい採用課題を整理する
- 1つ目は、自社で解決したい採用課題を整理することです。
自社の採用課題がどこにあるのかを把握することで、それに対してどのようなサービスが最適なのかが判断できます。
例えば、採用の現状把握をすることで課題点がどこにあるのかを明確に分析することができ、それに対してのアプローチ方法が分かります。
例えば、「今の採用方法ではなかなか採用成功に繋げられずどうすればいいか分からない」という企業は、ターゲットの設定から振り返りまで一連の流れをサポートしてくれる「採用コンサルティングサービス」がおすすめです。
導入事例が豊富なサービス・会社を選ぶ
- 2つ目は、導入事例が豊富なサービス・会社を選ぶことです。
先ほどの採用課題が複数ある場合、それぞれに適したサービス選定が必要になるため、事例を豊富に持っている会社を選ぶ事が重要です。
同じ業界の競合他社や従業員の規模感などが近しい企業の導入事例はあるのか、それを導入した結果どのような効果があったのか等は参考になることが多いです。
長年採用支援をしている会社などは、その分、導入事例や実績も豊富のため、高い効果が見込めます。
採用にかかる予算を検討する
- 3つ目は、採用にかかる予算を検討することです。
現状把握をしてどこに課題があるのか明確にしたあとは、それに対して解決できるサービスを選定します。
次に、そのサービスの費用に対して、準備できる予算がどれだけあるのかを検討する必要があります。課題が複数ある場合は、その分、利用するサービスの数も多くなります。
ただし、課題が複数あったとしても直ぐに解決したいものなのか、全て利用する必要性があるのかなど、見定めていくことも重要です。
費用対効果が見合っているかを確認する
- 4つ目は、費用対効果が見合っているのかを確認することです。
採用にかかる費用は企業にとって大きな投資となるため、費用対効果の高い媒体やサービスを見極める必要があります。
例えば、求人掲載は掲載前に費用を支払う前課金型であるため、一度支払ったものは返金されないことも認識しておかなければいけません。
そのため、利用する媒体やサービスがどれほど採用業務に効率的に働くのか、そこに投資する予算と見合っているのかを明確化できるようなサービスを選ぶのがポイントになります。
採用支援会社の比較10選
ここからは採用支援会社を10社比較し、それぞれのサービス内容や企業の特徴について紹介します。
株式会社キャリアマート
キャリアマートは新卒、中途領域における採用活動を支援している会社です。サービス内容としては、採用コンサルティング、採用アウトソーシング、求人媒体の販売の3つです。
RPA(ロボティックプロセスオートメーション)を人材業界の中でもいち早く導入しており、スカウトメールの配信や、説明会誘致のSMS配信などを自動で送信することができます。
また、年間2,000社以上の採用支援実績があるため、採用に関するノウハウの蓄積は非常に豊富で、取り扱っているサービスも最新のトレンドをいち早く導入しているため、年度ごとの採用活動に最適なサービスを提供しています。
キャリアマートは「採用のノウハウが無く何から始めたらいいのか分からない」「自社に最適な媒体や採用戦略の立案方法が知りたい」など、採用に関する全てのお悩みに寄り添います。是非、お気軽にお問い合わせください。
株式会社マイナビ
株式会社マイナビは、全国で20万件以上の案件数を誇り、国内最大級の就職サイトの「マイナビ」、転職情報サイトの「マイナビ転職」を取り扱っている会社です。
就職支援、転職支援、アルバイト支援と幅広く対応しており、マイナビを中心とした様々な業種にも特化したサービスも提供しています。
例えば、中途領域には「マイナビ転職」、看護師であれば「マイナビ看護学生」、アルバイト採用の「マイナビバイト」等、それぞれ特化したサービスの提供が可能です。
特徴としては、幅広いネットワークと多様なサービスがあり、長年利用され実績も残っているため信頼性の高い不動の人気があります。
株式会社リクルート
株式会社リクルートは、求人広告を始めとした生活に役立つ情報サイトなど、様々な事業領域でサービスを展開している会社です。
サービス内容としては、就職情報サイトの「リクナビ」、転職情報サイトの「リクナビNEXT」、求人検索エンジンの「Indeed」などがあります。
人材だけではなく、住宅や旅行、結婚など様々な領域にサービスを展開しており、グローバルなサービスも提供しています。豊富な求人情報と便利なプラットフォームで多くの人々に利用され続けています。
株式会社i-plug
株式会社i-plugは、人材採用支援を主流にサービスを展開している会社です。
サービス内容としては、ダイレクトリクルーティングサイトの「Offer Box」や求職者にキャリアアドバイスなどを行う転職支援サービスなどがあります。
オンライン上で求職者と企業のマッチングができるサービスを強みとしており、分析の精度も非常に高い特徴があります。また、イベントの開催や教育機関との連携など、様々な面で求職者及び企業の採用ををサポートしいまます。
株式会社グローアップ
株式会社グローアップは、「キミスカ」を代表とする新卒採用における支援を中心としたサービスを展開している会社です。
サービス内容としては、ダイレクトリクルーティングサービスだけでなく、人材紹介や採用コンサルティングなどがあります。
特徴としては、専門性の高いコンサルティングと幅広いネットワーク、企業と求職者それぞれのニーズに合わせた個別対応ができるのが強みとしてあります。
企業側の採用支援も求職者側のサポート体制も整っているサービス会社です。
パーソルキャリア株式会社
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの中で人材紹介をはじめとした様々な採用支援を中心にサービスを展開している会社です。
サービス内容としては、転職サイト「doda」やデータベース型の求人情報提供サービス「MIIDAS(ミイダス)」などがあります。
特徴としては、総合的な人材サービスと幅広いネットワークを持っており、求職者と企業のニーズに応じながら全国的なサポート体制も整っています。
株式会社ネオキャリア
株式会社ネオキャリアは、総合的な人材サービスを展開している会社です。サービス内容としては、「採用支援」「就労支援」「業務支援」などがあります。
人材紹介や派遣、採用コンサルティングやアウトソーシング事業など幅広い領域でのサービスがあり、さらに最新テクノロジーの導入や成長志向の強く、速いスピードで事業拡大し続けている特徴があります。
株式会社ONE
株式会社ONEは、WEBマーケティング、イベントなどのマーケティング事業をはじめ、採用支援事業を中心とした採用支援サービスを展開する会社です。
サービス内容としては、採用コンサルティングや求人広告、採用イベントの企画・運営などがあります。企業ごとのニーズに合わせたカスタマイズ型の採用戦略や、最大限企業の魅力をアピールするためのブランディングなどを強みとし、手厚いサポート体制があるのが特徴です。
株式会社キャリアデザインセンター
株式会社キャリアデザインセンターは、主に転職支援、求人情報を提供する会社です。
サービス内容としては、転職する人材のキャリアカウンセリングや、自社が運営しているIT・エンジニア系の媒体「type」、転職フェアの開催などがあります。
業界に特化した求人メディアを運営し、高いスキルと収入の求職者にも対応しています。
株式会社ワンキャリア
株式会社ワンキャリアは、主に新卒と第二新卒領域のキャリア支援を行う会社です。
サービス内容としては口コミサイト型の新卒求人媒体「ONE CAREER」、中途求人媒体、「ONE CAREER PLUS」、採用DX支援サービス「ONE CAREER CROUD」などのサービスがあります。
特徴としては、新卒と第二新卒の若手の支援に力を入れており、詳細なデータ分析を得意としているため高い効果が見込めます。
キャリアマートの採用支援サービスを利用した企業の例
ここからは、株式会社キャリアマートで実際に採用支援サービスを導入した事例をご紹介します。
1. ソフトウェア業界:P社
導入前の課題 | ナビ媒体に掲載はしていたもののエントリーも数十名、説明会を開催しても当日キャンセルで参加人数0名、面接に進む学生も数名と母集団形成に苦戦。 |
施策内容 | 新卒採用アウトソーシング(RPO)、新卒採用コンサルティング、採用ツール(新卒) |
導入後の成果 | アウトソーシングの導入により2年連続採用0名→8人の内定承諾を獲得 |
エントリーも昨対比594%まで跳ね上がり、アウトソーシングを利用した事で多くの学生との接点と時間の確保ができ、採用ノウハウも蓄積できました。
このように、自社内だけでは解決しきれないことも、プロの第三視点があれば課題を可視化できます。
2. スーパー・小売 :I社
導入前の課題 | 新卒採用の長期化により一年中、忙しい時期が続くようになり、学生の個別対応等は複雑なフローも多く、業務量も多く中々手が回らない状態=マンパワー不足が課題。 |
施策内容 | 新卒採用アウトソーシング(RPO)、新卒採用コンサルティング、採用ツール(新卒) |
導入後の成果 | WEBを活用したことで説明会動員が昨対221%まで上昇 |
RPAを活用してスピード感を持ってエントリー者にメールマガジンを配信したこと、さらに他者と差別化できるような内容にこだわったことで面接時の学生からの反応も大きく変化しました。
直接数字にならないことも、学生の集客、興味づけには欠かせないフローの1つです。
3. 広告・イベント・人材派遣:T社
導入前の課題 | 大手転職サイトや地元の求人サイトを利用していたものの、欲しいターゲットからの応募が少なかった。自社内でナビサイトを最大限運用し切ることに苦戦していた。 |
施策内容 | 中途採用コンサルティング、求人広告(中途) |
導入後の成果 | 面談率が174%まで上昇し、求人広告媒体の利用により欲しいターゲットの採用に成功した。 |
中途採用では、転職市場に複数ある求人媒体の中でどれを利用すれば欲しいターゲットの採用に繋がるのか、それを最大限運用し、効率的、効果的に採用を進める戦略立案が重要になると言えます。
まとめ
常に変化し続ける採用市場の中で採用活動を成功させるためには、最適なターゲットの設定、採用戦略の立案、ツールの選定が結果を大きく変えます。
また、新卒採用、中途採用、アルバイト・パート採用それぞれの領域で、求める人材、採用活動の進め方、研修・育成プログラム等は変わってきます。
さらに採用手法の数は多く、自社の採用課題、採用したいターゲットにマッチする手法の選定が重要です。
自社内だけでは解決できない、そもそも何から始めたらいいのか分からないというお悩みは採用支援サービスを利用する事で解消されます。
これを機会に、以下の記事から、世の中にある採用手法の違いから情報収集し、自社の採用活動の見直しをしてみましょう。
採用活動が一筋縄ではいかない昨今、どのような採用手法を取り入れようかお悩みの人事担当者も少なくないでしょう。採用手法は近年多様化し、トレンドもあるため把握しなくてはならない情報が多岐にわたるのも難点です。 そこで今回は、15種類の採用手法[…]