2021卒採用のスタートに向けて人事の皆様はとてもお忙しい毎日をお過ごしかと思います。
そんな皆様の2021卒採用が良いスタートになりますように!
今回は『内定承諾率をアップさせる秘訣』をテーマにお届けしていきたいと思います。
近年、有効求人倍率は右肩上がりで、1990年のバブル期であった1.46倍をついに昨年上回りました。
来春2020年3月卒業予定の大学生・大学院生対象の大卒求人倍率は1.83倍と、前年の1.88倍より0.05ポイント下落。8年ぶりに低下したが、高水準を維持し、リーマン・ショックで求人倍率が大幅に低下した2010年卒以降で2番目の高さとなった。(引用:リクルート/第36回ワークス大卒求人倍率調査2020年卒)
そうなると避けては通れない問題・・・それは、「内定承諾率の低下」です。
本格的な就職活動開始前に内々定をもらう学生も多いため、近年では特に大きな問題となっています。
せっかくエントリーから選別し、選考、そして「ぜひ、一緒に働きましょう!」と内定を出しても、承諾がもらえない、辞退が相次ぐ・・・となっては元も子もありませんよね。
そこで今回は、内定辞退の実態や理由。
さらには、使いこなせれば内定承諾率アップに効果は絶大!な秘訣をお伝えしたいと思います!
あまりにも多すぎる内定辞退の数
内定率対策の前に、実際、最近の内定辞退率はどの程度の数値となっているのでしょうか?
まずはこちらを確認してみましょう。
リクルートキャリアの就職みらい研究所によると、2019年8月1日時点で内定を獲得している大学生のうち、内定辞退率は62.7%でした。(前年:61.6%)
また、2社以上の企業から内定を獲得している学生は65.6%です。(前年:64.8%)
昨年よりも複数社内定を獲得している学生が増えているため、内定辞退率も昨年より増加しているのがわかります。
別のデータを見てみましょう。
7月1日の時点で、「内定した企業を承諾するか否か」アンケートをとったところ、38.2%が承諾することを考え、21.1%は保留、残りの40.7%が辞退を検討していることが分かりました。
先のデータでは6割ほどの学生が内定辞退をしていましたが、完全に辞退する前に一度思い悩み保留にしている期間があることが分かります。
しかも保留と考える人の割合は意外と多く、21.1%です。
つまり5人に1人は内定獲得後に承諾するか否か思い悩み、保留にした人のほとんどが結局辞退してしまっているということです。
さて。内定辞退の実態が分かったところで、保留にして思い悩んだ末に残念ながら辞退という決断をしてしまう理由は何なのでしょうか。
内定を保留・辞退する理由は「他社と比較」か「気持ちの整理」
企業側は、せっかく内定を出したのですからなるべく辞退されたくないものですよね。
それなのになぜ、学生たちは内定獲得後に気持ちが揺らいでしまうのでしょうか。
その理由を見てみましょう。
■理由1:他社と比較検討したい
これは、冒頭で述べた通り1人の学生に対して約2社の求人がある売り手市場が影響しています。
就職氷河期とは一転し、複数社から内定をもらうことが当たり前のようになっている今、どうしてもライバル企業と比較検討されてしまいます。
就職氷河期であれば、企業が学生を選ぶ側であったため、学生は他の企業と見比べる余裕はありませんでした。
しかし、今の市場では「内定は他にもあるし、もう少し他の企業も見てから考えよう」となってしまうようですね。
学生の気持ちが少しでも熱いうちに内定者フォローなど対策を実施すべきでしょう。
■理由2:気持ちの整理がつかない
まだ社会に出たことのない学生ですから、さまざまなこと考え悩んでしまうことで、なかなか承諾の決心がつけられないようです。
具体的には、
- 「自分が本当に望んでいるものは、仕事内容なのか給料なのか休日とのバランスなのか優先順位がつけられない」
- 「内定先の悪い点も受け入れられるか不安」
- 「入社後のキャリアをきちんと描けるか」
など、条件や今後のキャリアを考えて気持ちが大きく揺れてしまっているようです。
これら全てを踏まえて、企業の採用担当者ができる対策!
そこで今回ご紹介するのが「新卒採用アウトソーシング(RPO)」です。次の章で具体的にご説明します!
採用活動をプロに任せる=採用アウトソーシングのメリット
上記でお伝えしましたが、学生が内定辞退をする理由を紐解いていくと、「ほかの企業と比較したい」「気持ちの整理がつかない」という2大課題に突き当たります。
これらを更に分析していくと、採用活動のさまざまな場面で、学生への情報提供が遅かったり意向上げをしきれていなかったり、という課題は見えてきませんでしょうか?
企業によっては、現場の社員が採用を兼務していたり、採用担当者の人数がそもそも少なかったりする課題にも直面します。
そこで、シンプルに採用活動をアウトソースして負荷を減らしていくことをおすすめします!
■新卒採用のアウトソーシング(RPO)でできること
実は、採用のアウトソーシングは非常に便利なもので、採用業務を限りなく100%に近い形でアウトソースすることが可能です!
とはいえ、実際の面接は自社で行うことがほとんどだと思うので、マンパワーをなるべくかけたくないであろう「面接のスケジュール調整」や「履歴書の管理」といった進捗管理の部分だけ依頼することもできるのです。
アウトソースの形としては、電話やメールの代行スタッフを用いたもの、完全に無人のシステムを導入するタイプなどがあり、自社で手を掛けたくないところだけ、ピンポイントでアウトソースすることが可能でございます。
アウトソーシングを使いこなせば高確率で内定承諾率は上げられる!
学生が内定辞退をしてしまう理由をつきつめていくと、採用活動のどこかしらに粗があり、スピーディーかつ丁寧に対応しきれていないことがほとんどです。
自社のマンパワーでまかないきれない部分は思い切ってアウトソーシングすることで、驚くほど採用活動が抜けもれなくスムーズに進むでしょう。
採用業務を一部依頼することで、自社社員の持っていない採用ノウハウも蓄積でき、社内の人的コストを大幅に削減することは確実にできるはずです!
まずは、自社の採用活動のどこで歩留まりが起きているか確認することも大切ですが、思い切って採用アウトソーシングを頼り、内定辞退率をアップさせていきましょう!
【採用アウトソーシング】~導入メリットと採用成功への道とは?~
まとめ
以上、『内定承諾率をアップさせる採用アウトソーシング(RPO)のメリット』をお届けしてきました。
また、貴社の採用業務でキャリアマートにお任せできることはありませんか?
キャリアマートは、新卒採用アウトソーシング(RPO)に特化しており、様々なクライアント様の採用支援を行っております。
面接のスケジュール調整や履歴書の管理、1件1件のスカウトメール送信や条件にあった学生のスクリーニング(選別)。
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それでは!2021卒採用成功を祈って。
次回のお届けもお楽しみに!