新人研修、何したらいい?研修準備に必要な8つステップ!

 

今回のテーマは「新入社員特徴と離職率を下げるための研修事例」です!

 

企業に新入社員が入社したら、必ず行われる新入社員研修。

毎年4月~6月の約3ヵ月の間に、新入社員研修を実施している企業が多いのではないでしょうか。

 

企業によって新入社員研修の手法はさまざまで、社内研修・合宿研修・社外研修等業者に委託し研修を実施する企業も今や少なくありません。

 

そんな、多種多様な新入社員研修を近年の新入社員の特徴などに絡めてお伝えしていければと思います!

 

 

1、研修の目的

 

新卒社員と中途社員では別の研修を行うべし

 

新入社員と一口に言っても、新卒新入社員(以下、新卒社員)と中途新入社員(以下、中途社員)とでは研修を行う目的が異なり、それぞれの目的に見合った研修を選択・実施する必要があります。

 

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中途の目的

個人の能力に合わせ、足りないスキルを身につける

 

新卒の目的

ビジネスマナーや社会人の基礎的スキルを身につける

 

 

新卒社員のビジネススキルはゼロ!

 

まず、新卒社員は社会人として働いた経験がない人がほとんどです。

学生時代にアルバイトやボランティアなどである程度の社会経験を積んだ新卒社員も中にはいるかもしれませんが、皆さんもご存知の通りに社会人と学生では求められるスキルが違います!

 

正しい言葉遣いやメール文面の作成の仕方、仕事への取り組み方等々社会人に必要なスキルを社会人なりたての新卒社員は何一つ知りません!

(大げさかもしれませんが私は実際そうでした)

 

 

ビジネスマナー、パソコン操作の基本を習得させる

 

新卒社員研修は一般的なビジネスマナーを中心にPCスキル(Word、Excel、Power Pointなど)、コミュニケーションのとり方等を実施し、社会人としての基本となるスキルを習得させる必要があります。

また、パソコンよりもスマホで文章を打つ方が早い世代だということを念頭に置いて研修するということも大切です。

 

ほんの少し前までは、学生だったのですから、新卒社員が社会人になったという自覚を持てるように、研修を通して意識を変えられるように組み立てていきたいですね!

 

 

 

2、研修の道筋

 

≪研修の8(エイト)ステップ≫

 

研修を行っていくうえで、主な流れは上記の8つです!

研修の8つのステップ

 

 

1、受講者のレベルを把握

中途社員のレベルは勿論のこと、新卒社員のスタートスキルレベルは個人によってさまざまです。

まずは、アンケートや簡単なテストなどを利用して受講者がどの程度のスキルを持っているのか正確に把握することが大切です。

 

 

2、目的・目標の洗い出し

企業の人材育成方針や新入社員のレベルに合わせて、研修の目的や具体的な目標を設定することが重要です。

新入社員が配属される部署や現場の社員にヒヤリングを行い、新入社員が見につけるべきスキルを具体化しましょう。

 

 

3、研修期間の確認

新入社研修の期間は、その企業によってさまざまです。社内行事や繁忙期・閑散期等の社内スケジュールに配慮した研修期間を組む必要がある場合もあります。

 

 

 

4、最適な手法を検討

ここでは、②で立てた目的を達成するために最適な手段を検討します。

「即戦力になるための実務を身につけさせたい」「社会人としての基礎を身に着けてほしい」など、目的によって受ける研修の内容・手法が変わります。

 

 

5、カリキュラム・スケジュールの作成

研修期間や手法が決まったら、具体的なカリキュラム・スケジュールを作成しましょう。

座学にグループディスカッションなどのワークを交える、外部講師と社員の担当する日を双方に設けるなど、新入社員のやる気を持続させるとともに、あまり内容を詰め込みすぎないよう工夫が必要です。

 

 

6、受講者への案内

カリキュラムやスケジュールが確定したら、受講者へ案内を忘れずに行いましょう。

[案内項目]

・開催日程

・開催時間

・開催会場

・研修の内容  など

受講者が事前に考えておくことや閲覧資料等を用意する必要がある場合は、併せて案内が必要です。

 

 

7、研修の実施

研修当日、カリキュラムに沿って研修を行います。

受講者が内容を理解しているか確認しながら、研修を進めていきましょう。

 

 

8、振り返り・フィードバック

研修で学んだことを体得するためには、研修内容を振り返ることが必要です。研修を終えた後に振り返りの時間を設け、受講者に報告書やアンケートを作成してもらいましょう。

また、振り返りの際に研修を受けての今後行うべき目標を受講者にたててもらい、1ヶ月~3ヶ月後にその目標の達成度などを上司や担当者がフィードバックするとよいでしょう。

 

 

3、研修と新入社員

 

新人社員の特徴

近年の新入社員は真面目で素直、仲間意識が高く現実的な見解を持つ人が多いです。

一見、上司や教育係見ると扱いやすい人材に見えるかもしれませんが、実はその見方にはバイアス(先入観や思い込み)がかかっているかも!

 

真面目で素直な新入社員は、支持された仕事は指示された通りにこなしますがその反面、主体性が低く支持された以上の仕事をすることはありません。

そういった新入社員には、自ら考え実行する力を身につけさせることが大切です!

 

 

研修の事例

 

  • [メーカー] 株式会社カネカ「“ハイテク”研修」

 

カネカは1949年創業の化学製品メーカーで、3泊4日の「ハイテク研修」と呼ばれるものを新入社員に課しています。

ハイテク研修とは「はいくつばってテクテク歩く」の略であり、特定のチェックポイントを通りながら約20〜30kmの道のり踏破するというグループオリエンテーリングです!スマートフォンや携帯電話は勿論、時計の類は全て没収され、地図や定規、タコ糸などの小道具を頼りに目的地を目指します!

 

目標時間との乖離が少なかったグループの勝利という条件の元、グループ内の意見衝突が発生するため、主体性や団結力が育つでしょう!

 

 

仲間意識が高く現実的な新入社員は、同期同年代の仲間内ではコミュニケーションも円滑で社交的のように思えますが、上司と部下や先輩と後輩などの自分とは異なった意見や立場の人間関係を築くのは非常に苦手です。

そういった新入社員には、自分とは異なる相手と円滑な人間関係を築く力を身につけさせることが大切です!

 

 

  • [商社] 株式会社大塚商会  他「5社合同マナー実習」

 

IT・オフィス用品の大手商社の一角で、新人研修は内定式のある10月からおよそ1年〜1年半という長期にわたり行われます。

一方でこの合同実習では、協力他社へ実際に営業をしに行く実践的なカリキュラムのため、ほとんど本番同様の実習を行うことができます。

自社の仲間だけではなく、他社との交流もあるため雰囲気や異なった見解を知るよい機会となるでしょう!

 

 

4、まとめ

 

本日は「新入社員特徴と離職を下げる研修事例を一挙公開!」をテーマに、多種多様な新入社員研修を近年の新入社員の特徴などに絡めてお伝えしました!

 

新卒社員は勿論、新入社員はまだまだ知らないことや足りないスキルがたくさんあります!

売り手市場とされる新卒採用は勿論、入社してから社員が仕事に役に立つスキルを培うことで仕事をよりスムーズに行うことができるでしょう!

 

その他採用に関する疑問・ご質問がありましたら、ぜひ、お気軽にキャリアマートへご相談ください!

最後まで拝読ありがとうございました!

 

次回も、お楽しみに!