ITエンジニアやデザイナーの採用が難しくなっていると感じる人事担当者は多いのではないでしょうか。このような専門職は、全就業者数に占める割合が低く、有効求人倍率が高い状況が続いています。
そのため、ITエンジニアやデザイナーの採用は、待つだけでなく企業から候補者へ直接アプローチする動きが欠かせません。そこで今回ご紹介するのが、ITエンジニアやデザイナー採用に特化したダイレクトリクルーティングサービスであるレバテックダイレクトです。
本記事では、サービスの特徴と、成果につなげるために必要なスカウト運用の考え方、採用リソースが不足する場合のRPO活用について紹介します。
- 1 レバテックダイレクトとは?企業人事が知るべきサービス概要
- 2 レバテックダイレクトの4つの強み
- 3 レバテックキャリアとの違い
- 4 レバテックダイレクトの料金体系【企業向け完全ガイド】
- 5 レバテックダイレクトと他のエンジニア特化媒体5社を徹底比較
- 6 レバテックダイレクトがおすすめの企業・おすすめできない企業
- 7 【導入事例】レバテックダイレクトで採用成果を上げた企業3選
- 8 レバテックダイレクトの評判・口コミ【企業人事の声】
- 9 レバテックダイレクト導入時の注意点
- 10 レバテックダイレクトのスカウト運用のコツ
- 11 レバテックダイレクトの導入に関するよくある質問(FAQ)
- 12 まとめ:レバテックダイレクトはエンジニア採用の有力チャネル
レバテックダイレクトとは?企業人事が知るべきサービス概要
まずはレバテックダイレクトのサービス概要についてご紹介します。
運営会社(レバテック/レバレジーズ)と開発背景
レバテックダイレクトは、レバレジーズ株式会社が運営するITエンジニア・デザイナー採用に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。
レバテックキャリアなど、ITエンジニアやクリエイター領域の採用・転職支援サービスを展開してきた流れの中で、企業が候補者へ直接アプローチできるサービスとして位置づけられています。
エージェントを介する人材紹介型とは異なり、企業が自ら候補者を探してスカウトを送れるため、採用したい人材像に合わせて能動的に採用活動を進めやすい点が特徴です。
登録者データ:年齢・職種・年収の内訳
レバテックダイレクトの登録者数は45万人であり、そのほとんどがIT・Webエンジニアやクリエイターです。
20代・30代の若手・中堅層が全体の約5割を占めており、平均年収はおよそ450万円となっています。実務経験をある程度持った転職希望者が多く登録しているサービスです。


画像引用:レバテックダイレクトのご紹介
レバテックダイレクトの4つの強み

IT・Webエンジニアやクリエイターに特化したスカウトサービスであるレバテックダイレクトの強みを、大きく4つに分けてご紹介します。
DB非公開だからスカウトが埋もれにくい
1つ目は、レバテックダイレクトはDB非公開の仕組みにより、候補者へ送ったスカウトが他社のスカウトに埋もれにくい点です。
スカウトのような公開型サービスでは、人気のあるエンジニアやデザイナーにスカウトが集中しやすい一方、レバテックダイレクトでは企業が同じ候補者にアプローチする状態になりにくい特徴があります。
そのため、知名度や採用ブランドで大手企業と競合しやすい中小企業でも、自社の魅力を候補者に届けやすいサービスといえます。
返信率7%と高い反応率を実現
2つ目は、ITエンジニア・デザイナー採用に特化しているため、採用対象となる人材に絞ってアプローチしやすく、返信率7%という高い反応率を実現している点です。
幅広い職種を扱う媒体ではターゲットの見極めに時間がかかることもありますが、職種が特化していることで、自社が求めるスキルや経験に近い候補者を探しやすく、スカウトの精度を高めやすくなります。
スカウトを送った人物から返信があれば、候補者選定や文面作成にかけた工数が無駄にならず、限られた採用リソースの中でも面談や面接につながる接点がつくれます。
93%が面接確約スカウト
3つ目は、スカウトの93%が面接確約スカウトであり、応募後に書類選考を挟まず面接へ進める点です。
候補者にとっては、次の選考ステップが明確で「自分の経験を評価された」と感じやすく、通常のスカウトよりも前向きに返信しやすいメリットがあります。
企業側も、返信後の書類選考にかかる手間を減らし、早い段階で面接調整に進められるため、応募率向上や採用工数削減、選考途中の離脱防止につながりやすくなります。
60職種・90スキルから検索できる高い検索精度
4つ目は、ITエンジニア・デザイナー採用に必要な条件で候補者を細かく検索し、自社の採用要件に近い人材へ直接アプローチしやすい点です。
60職種・90スキルに加え、プログラミング言語や経験領域、リモートワーク可・副業可といった働き方の条件でも絞り込めるため、スキル面と勤務条件の両方から候補者を探せます。
企業側から条件に合う人材を探せるため、特に複数業務を兼任しがちな中小企業の人事担当者にとって、候補者選定の工数を抑えながら効率的に母集団形成を進めやすいサービスです。
レバテックキャリアとの違い
レバテックダイレクトと混同されやすいのがレバテックキャリアです。
一言で説明すると、レバテックキャリアはITエンジニア・デザイナー向けの人材紹介サービスで、レバテックダイレクトは企業が候補者へ直接アプローチするダイレクトリクルーティングサービスです。
以下で違いを簡単にまとめています。
| 項目 | レバテックキャリア | レバテックダイレクト |
|---|---|---|
| 採用活動の進め方 | キャリアアドバイザーを介して候補者の紹介を受ける | 企業が候補者に直接スカウトを送る |
| 企業とのやり取り | アドバイザーが候補者との間に入る | 企業と候補者が直接やり取りする |
| 自社の魅力の伝え方 | アドバイザーを通じて候補者に伝える | 開発環境、プロダクトの魅力、現場の雰囲気などを自社の言葉で直接伝えやすい |
| 向いている企業 | 採用担当者の工数が限られている企業、まずは条件に合う候補者を紹介してもらいたい企業 | 採用ターゲットが明確で、自社から候補者へ直接アプローチしたい企業 |
| 選び方のポイント | 運用工数を抑えながら選考を進められるか | スカウト送信から返信後対応まで運用できる体制があるか |
レバテックダイレクトの料金体系【企業向け完全ガイド】
導入を検討するために気になるのが費用面です。レバテックダイレクトの料金体系について、他サービスと比較しながら特徴をまとめました。
料金構成:初期費用+成功報酬の仕組み
レバテックダイレクトの料金体系は、一般的な求人広告型サービスとは異なり、「初期費用+利用料+成功報酬」を組み合わせた成果報酬型の仕組みを採用しています。
企業が負担する費用は主に以下の4つで構成されています。
- 初回契約料金(初期費用)
- スカウト送信料金
- プラン利用料金
- 採用決定時の成功報酬
特に重要なのが、採用決定時に発生する成功報酬です。
採用が成立した場合にのみ費用が発生するため、「掲載したが応募が来なかった」という求人広告型サービスに比べて、採用成果に連動した費用設計になっています。
採用コストを抑えられる理由
レバテックダイレクトは一般的な求人広告サービスと比較すると、採用コストを抑えられるというのも強みです。
その大きな理由は、企業がエンジニアへ直接アプローチできるダイレクトリクルーティング型のサービスだからです。
人材紹介会社を介さずに採用活動を進められるため、中間コストを削減できると同時に、ITエンジニアに特化した人材データベースから候補者を探すことが可能なため、採用のミスマッチや無駄な工数を減らしやすいです。
さらに、成功報酬型の料金体系を採用しているため、採用成果に応じて費用をコントロールしやすくなっています。そのため、エンジニア採用を継続的に行う企業ほど、高い費用対効果を期待できます。
レバテックダイレクトと他のエンジニア特化媒体5社を徹底比較
レバテックダイレクトを含む5社を、料金体系から向いている企業まで様々な角度から比較しました。
| サービス | 料金体系 | 登録者層 | 特徴 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|---|
| レバテックダイレクト | 初期費用+利用料+成功報酬 | ITエンジニア・デザイナー中心 | エンジニア特化型のダイレクトリクルーティング。スカウト機能が充実しており、即戦力採用に強い | 中途エンジニアを継続採用したい企業 |
| Green | 初期費用+成功報酬 | 20〜30代のIT・Web人材 | IT・Web業界最大級の求人媒体。スカウト機能と求人掲載を併用できる | 母集団形成を重視する企業 |
| Findy | 非公開(問い合わせ制) | ハイスキルエンジニア | GitHubなどを活用したスキル可視化が特徴。技術力の高い人材にアプローチ可能 | CTO候補や上級エンジニアを採用したい企業 |
| Wantedly | 月額掲載型(プラン制) | 若手人材・スタートアップ志向人材 | 企業のビジョンやカルチャーへの共感採用に強い | ベンチャー企業やカルチャーフィットを重視する企業 |
| paiza | 完全成果報酬型 | エンジニア・IT人材中心 | プログラミングスキルを可視化して評価できる | 技術力重視の企業 |
レバテックダイレクトがおすすめの企業・おすすめできない企業
レバテックダイレクトがおすすめな企業と、そうでない企業を以下の通りまとめました。
レバテックダイレクトがおすすめの企業
以下に該当する企業は同サービスの利用がおすすめです。
ITエンジニア・デザイナー・クリエイター採用を強化したい企業
レバテックダイレクトの登録者層はITエンジニア・デザイナー・クリエイターが多くを占めています。そのため、これらの職種の採用を強化したい企業には向いていると言えます。
即戦力人材に直接アプローチしたい企業
レバテックダイレクトは企業が自ら候補者にアプローチする「ダイレクトリクルーティング」のサービスです。
応募を待つだけでなく、条件に合う人材を企業側から探して接点を持てるため、即戦力人材へ直接アプローチしたい企業に向いていると言えます。
スカウト運用に一定の工数をかけられる企業
レバテックダイレクトにはスカウトの一括送信機能がなく、企業が求職者に送るスカウトメールは有料とされています。
そのため、候補者を選定し、一人ひとりに合わせてスカウトを送る運用が前提となり、一定の工数をかけられる企業に向いています。
採用要件や求めるスキルをある程度整理できている企業
レバテックダイレクトは開発言語やデータベース、ゲームエンジンなど「スキル」や「ツール」で求人検索が可能です。
そのため、求める職種や必要スキルが整理できているほど、候補者の検索やマッチングを活用しやすくなり、採用要件をある程度固められる企業に向いています。
求人票や企業ページを通じて自社の魅力を伝えたい企業
レバテックダイレクトは全企業を対象に取材を行い、専門ライターが詳細な企業ページを作成するため、強みや魅力を表現したページを作成することが可能だと言えます。
そのため、求人票や企業ページで自社の魅力を丁寧に伝えたい企業に向いています。
レバテックダイレクトがおすすめできない企業
以下に該当する企業には、同サービスの利用はあまりおすすめできません。
IT・Web系以外の職種を中心に採用したい企業
レバテックダイレクトは、ITエンジニアやデザイナー、クリエイター領域に特化したサービスです。
そのため、営業職、事務職、販売職など、IT・Web系以外の職種を幅広く採用したい場合は、サービス内の人材層と採用ターゲットが合いにくくなります。
スカウト文面作成や候補者対応に時間を割けない企業
レバテックダイレクトは、企業が候補者に直接アプローチするダイレクトリクルーティング型のサービスであり、候補者の検索、スカウト文面の作成、送信後の返信対応、面談・面接への接続など、一定の運用工数が発生します。
そのため、これらの作業に時間を割けない企業にはおすすめできません。
エージェントのような手厚い代行・仲介を前提にしたい企業
エージェント型の人材紹介は、候補者紹介や日程調整、候補者とのやり取りなどを一定程度任せられる採用手法ですが、一方、レバテックダイレクトはスカウトサービスとして、企業側が候補者へ直接アプローチする前提のサービスです。
そのため、「候補者を探すところから仲介してほしい」「自社は紹介された人を選考するだけにしたい」という企業には、運用負荷が重く感じられる可能性があります。
手厚い代行や仲介を求める場合は、レバテックダイレクト単体ではなく、人材紹介やスカウト代行の活用もあわせて検討するほうが現実的です。
未経験者採用を中心に考えている企業
レバテックダイレクトへの登録者の約5割が、20代・30代のIT・Webエンジニアやクリエイターです。
平均年収はおよそ500万円で、実務経験をある程度持った転職希望者が多く登録しているサービスであるため、未経験者採用を中心に考えている企業にはおすすめできません。
採用要件が曖昧で、運用改善を行わずに任せきりにしたい企業
レバテックダイレクトのようなダイレクトリクルーティングサービスでは、要件が曖昧なままだと、候補者検索やスカウト対象がぶれやすくなるため、採用したい人材のスキル・経験・働き方・志向性を事前に整理しておく必要があります。
また、返信率や面談設定率を見ながら、検索条件や文面を改善していく運用も欠かせません。
要件整理や改善を行わず、運用を任せきりにしたい場合は、レバテックダイレクトのようなスカウト型サービスの効果を活かしにくくなります。
【導入事例】レバテックダイレクトで採用成果を上げた企業3選
実際に導入したことで採用成果が上がった事例を3つご紹介します。
事例①:株式会社セシール
変化と競争の激しいEC市場を生き抜くために、柔軟かつスピーディにシステム開発や障害対応が行える開発組織を内製化することが必要とし、エンジニア採用を強化しました。
細かくターゲットを絞り、スカウト文を変えながら運用した結果、バックエンドエンジニア2名とPM1名の採用に成功しています。
採用したい人材を広く探すのではなく、ターゲットを細かく設定し、それに合わせてスカウト文を調整したことで採用に繋がりました。
エンジニアやPMのような専門職採用では、候補者の属性に合わせたスカウト設計が成果につながりやすいということがわかります。
まずは職種、経験領域、志向性ごとに文面を分けるところから始めると、運用改善に取り組みやすいです。
参照:レバッテク 導入事例
事例②: 株式会社ダブルクロップ
同社は2010年の設立以降、SES事業を中心に業績を右肩上がりに伸ばし続けています。
さらなる飛躍を求めてエンジニアの採用を強化したいと考えていましたが、下請けというイメージが強い「SES」に対しての先入観から、応募をためらう求職者が少なくないことが採用上の課題でした。
導入後スカウトメール文の冒頭にアピールポイントを配置し、返信率を向上させ、導入からわずか1ヶ月で開発エンジニアの採用に成功しました。
候補者は多くのスカウトを受け取っているため、本文を最後まで読んでもらえるとは限りません。
最初の数行で「なぜ自社が声をかけたのか」「どのような魅力があるのか」が伝わるようにしたことが、返信率の改善につながったと考えられます。
参照:レバッテク 導入事例
事例③:福岡銀行
「DXの推進」を経営戦略における重要な柱の1つとして位置づけていたため、デジタルを活用した変革を積極的に進めており、ITエンジニアやデザイナーなど40名ほどからなる行内の開発組織がプロダクトを内製することに。
そのため、更なる開発拡大のために開発力の補填が急務でした。
そこで、正社員採用だけにこだわらずレバテックのフリーランスITエンジニアを活用。業務委託のITエンジニアを開発体制に組み込むことで、必要な開発力を補う形を取りました。
参画したエンジニアは、実装部分を中心に活躍し、ITエンジニアの参画前に比べて開発効率が15%上昇したとされています。
IT人材の確保が難しい地域や職種では、正社員採用だけでなくフリーランス活用も選択肢に入れることで、開発体制を補強しやすくなるといえます。
特に、受け入れ側の体制づくりと参画後のコミュニケーション設計が、成果を左右しやすいポイントになります。
参照:レバッテク 導入事例
レバテックダイレクトの評判・口コミ【企業人事の声】

レバテックダイレクトを「実際に利用した企業人事」の評判・口コミをもとに、どのような企業・採用状況に向いているのかを紹介します。
良い評判
レバテックは累計45万人ほどのIT人材プール、専門コンサルタントによるマッチング、新卒・中途・派遣・フリーランスまで対応できる雇用形態の幅広さ、約50職種のサポートが評価されています。
実際に利用企業様の声では「契約前のヒアリング段階からこちらの要望をしっかりと聞いてくれる」「課題に対して迅速に対処してくれる」「求めるスキルレベルが高かったが、レジュメを見て実際に商談をセッティングしたくなる方の割合も高かった」「一定レベルに達した人たちの中からさらに良い人材を選ぶことができた」などが挙げられています。
こうした良い評判につながっている理由は、IT・Web領域に特化しているため、企業が求めるエンジニアやWeb系人材と接点を持ちやすい点にあります。
また、専門コンサルタントが採用要件と候補者の経験・志向をすり合わせることで、採用担当者の工数やミスマッチの軽減にもつながります。
雇用形態や職種の選択肢が広いため、採用計画に合わせて柔軟に活用しやすい点も評価されているといえます。
悪い評判
レバテックダイレクトの悪い評判は、サービスへの強い不満というより、運用負荷や採用ノウハウに関する注意点です。
スカウト採用は転職エージェント任せの採用よりも、積極性が求められるスタイルとして紹介されています。
候補者の検索、精査、スカウト文面の作成、返信後の対応まで自社で進めるため、採用担当者が少ない企業では通常業務との両立が難しくなる可能性があります。
ただ、悪い口コミは多く見受けられず、全体的に大きなネガティブ評価は少ない傾向がありました。
筆者コメント:どんな企業に最適か
レバテックダイレクトはITエンジニア・クリエイター向けのダイレクトリクルーティングサービスです。
求人掲載で応募を待つだけでなく、企業から候補者へ直接スカウトできるため、応募不足や要件に合う人材と出会えない課題を抱える企業に適しています。
候補者ごとに開発環境、働き方、プロダクトの魅力などを具体的に伝えられるため、自社の魅力訴求にも有効です。レバテック公式ページでは職種やスキルで求人を探せる専門特化の検索機能も確認でき、採用ターゲットの整理にも役立ちます。
カスタマーサクセスの伴走支援もあるため、初めてスカウト採用に取り組む企業でも運用改善しながら活用しやすく、即戦力エンジニアとの接点づくりや母集団形成の強化におすすめです。
レバテックダイレクト導入時の注意点
この章ではデメリットや導入前に知っておきたいポイントについて説明します。
IT経験者特化のため非エンジニア職には不向き
レバテックダイレクトはITエンジニア・デザイナーなどのIT専門職に特化したサービスのため、営業職や事務職、管理部門などの非エンジニア職採用にはあまり向いていません。
ただ、採用したい職種がエンジニアやIT専門職であれば、一般的な総合求人媒体よりもターゲットが絞られているため、求めるスキルや経験に近い候補者へアプローチしやすい点が強みになります。
非エンジニア職は別媒体や人材紹介で補完し、レバテックダイレクトはエンジニア・IT専門職採用に特化して使う形が効果的です。
導入後も、採用職種やスキル要件を明確にし、候補者ごとにスカウト文面を改善していくことで、より成果につなげやすくなります。
スカウト文面の質が返信率を大きく左右する
単にスカウト数を増やせば成果が出るわけではありません。候補者は複数社からスカウトを受けているため、テンプレート感の強い文面では返信されにくくなります。
スカウト運用のポイントとして「人材の属性別にスカウトメールを作成する」「アピールポイントをスカウトメール文の冒頭に設置する」ことが紹介されています。
具体的な対策としては、候補者の経験や志向に合わせて、自社がなぜその人に声をかけたのかを明確に伝えることです。
また、冒頭で開発環境、働き方、プロダクトの魅力、裁量の大きさなどを簡潔に伝えることで、開封後の離脱を防ぎやすくなります。
転職潜在層には中長期アプローチが必要
今すぐ転職したい方だけでなく、良い求人があれば考えたいという転職潜在層も多く含まれます。
レバテック公式の企業向け記事でも、「転職意欲が少ない転職潜在層も存在するため、一度のメッセージでは反応が得られないこともある」と書かれています。
そのため、スカウトを送ってすぐに大量の応募が来るというよりは、継続的に接点を持ちながら、反応があった候補者を採用につなげる運用が重要です。
対策としては1回送って終わりにせず、一定期間を空けて再送することが有効です。同じ候補者でも、最初に送った時点では転職意欲が低くても、数週間後や数か月後に状況が変わっている可能性があります。
そのため、候補者リストを管理し優先度の高い人材には再アプローチする運用を組むことが重要です。
レバテックダイレクトのスカウト運用のコツ
ここからは、運用のコツについて具体的にどのように実践するのかご紹介します。

プロフィールを読み込んで個別性を出す
レバテックダイレクトは導入してスカウトを送るだけで成果が出るのではなく、候補者ごとにどれだけ納得感のある声かけができるかで反応が変わります。
特にエンジニア採用では、候補者が複数の企業からスカウトを受け取っていることもあります。職務経歴や経験スキル、希望条件を読まずに送った文面は、すぐに定型文だと伝わってしまいます。
まずはプロフィールを読み込み、使用言語、担当工程、開発環境、志向性などを確認したうえで「なぜ自社が声をかけたのか」を具体的に書くことが必要です。
技術スタックに言及する
エンジニアは、単に「自社サービスの開発に携われます」と書かれていても、自分の経験が活かせるのか判断しにくいものです。
使用言語、フレームワーク、クラウド環境、開発手法など具体的に触れることで、「自分に向けたスカウトだ」と伝わりやすくなります。
実践する際は、候補者のプロフィールにある経験技術と、自社で使っている技術を照らし合わせて書くことがポイントです。
テンプレートのまま送るのではなく、技術スタックを一言でも入れるだけで、候補者に届く温度感は変わります。レバテックダイレクトは導入して終わりではなく、こうした細かな運用の積み重ねが成果につながります。
カジュアル面談を提案する
カジュアル面談は、レバテックダイレクトで候補者との接点を増やすうえで有効な運用です。導入してスカウトを送るだけでは、転職意欲がまだ高くない候補者には届ききらないことがあります。
だからこそいきなり選考へ進めるのではなく、「まずは情報交換しませんか」と提案することで、候補者の心理的なハードルを下げやすくなります。
実践する際は、スカウト文や返信時に「選考前提ではなく、まずは事業内容や開発環境についてお話しできればと思います」と明記します。
面談では、候補者のキャリアプランやスキル、経験値を丁寧に聞きながら、自社のプロジェクトやチーム体制を率直に伝えます。
応募を急がせるよりも、候補者が入社後の働き方を具体的にイメージできる状態をつくることが、次の選考につながりやすくなります。
求職者と社員がカジュアルに話をするカジュアル面談は、企業のファン作りやよい人材確保の有効な手段として、多くの企業から注目されている採用方法です。 しかし、カジュアル面談の目的や趣旨を理解できていないと、うまく結果が出せないこともあるの[…]
送信タイミングを最適化する
スカウトは「誰に送るか」と同じくらい、「いつ送るか」で反応が変わります。レバテックダイレクトは、候補者を見つけて一度送れば終わりではなく、候補者の動きに合わせて接点を増やす運用が欠かせません。
転職潜在層には一度のスカウトで反応が得られないこともあるため、初回送信後に反応がない場合は定期的な再送が有効とされています。
初回送信後に反応がない場合も、一定期間を空けてリマインドし、候補者が転職を考え始めたタイミングで再接点を持つことが実践ポイントです。
テンプレートをベースに個別調整する
レバテックダイレクトは、候補者を探してスカウトを送り、面談や面接につなげる運用のため、文章作成に時間をかけすぎると、送信数や返信対応が追いつかなくなります。
一方でテンプレートをそのまま送るだけでは、候補者に「自分宛てではない」と受け取られやすくなります。実践する際は、まず職種や経験領域ごとに基本文を用意します。
そのうえで、候補者の経験スキルや職務経歴を見て、「どの経験に注目したのか」「自社のどの業務で活かせるのか」を冒頭に差し込みます。
アピールポイントをスカウトメール文の冒頭に置くことがポイントです。テンプレートは効率化のための土台と考え、最後のひと手間で候補者に向けた内容へ整えることが、返信率を高める運用につながります。
スカウト運用の負担を軽減する方法
レバテックダイレクトを活用したスカウト採用は、継続的な運用が欠かせません。
自社の採用要件に合う候補者を検索・選定し、一人ひとりの経験や志向に合わせたスカウト文面を作成・配信します。
その後、開封率や返信率、面談化率などを確認しながら、ターゲット設定や訴求内容を改善していく必要があります。
しかし、こうした業務を日々行うには一定の工数とノウハウが求められるため、採用担当者のリソースが限られている企業では、採用代行(RPO)やスカウト運用支援サービスを活用するケースもあります。
キャリアマートでは、レバテックダイレクトを含むダイレクトリクルーティングの運用支援を行っており、候補者選定から文面作成、配信後の効果検証・改善まで一貫してサポートしています。
採用市場や職種ごとの傾向を踏まえた支援により、社内だけでは手が回りにくい運用品質の維持や改善に役立ちます。
スカウト採用の成果を高めたい方は、まずは無料相談で課題や運用状況をお聞かせください。
レバテックダイレクトの導入に関するよくある質問(FAQ)
ここでは、同サービスの導入に関するよくある質問を挙げてみました。
レバテックダイレクトは何名規模の企業でも利用できますか?
利用できます。企業規模についての明確な利用条件はありません。
契約から利用開始までどのくらいかかりますか?
契約締結完了から、最短即日で求人情報を掲載できるとされています。
実際の開始時期は求人票や企業情報の準備状況によって変わる可能性があるため、事前に確認しておくと安心です。
エンジニア採用が初めての企業でも成果を出せますか?
エンジニア採用が初めてでも、レバテックダイレクトには候補者のピックアップ機能や専門職向けの検索機能、コンサルタントによる支援があるため成果に繋げやすくなります。
スカウト文面の作成、候補者対応、返信後のスピード感なども成果に影響するため、運用体制を整えながら活用することが大切です。
スカウト送信や候補者対応を外部へ委託することはできますか?
レバテックダイレクトの運用にリソースが足りない場合、運用代行サービスの活用も可能です。
候補者選定やスカウト文面の作成、送信対応などを外部に依頼できるサービスがあります。
まとめ:レバテックダイレクトはエンジニア採用の有力チャネル
レバテックダイレクトは、ITエンジニアに特化した人材へ直接アプローチできる、有力なダイレクトリクルーティングサービスです。
料金体系や登録者層、スカウト機能を踏まえると、即戦力エンジニアを採用したい企業に適した選択肢といえるでしょう。ただし、成果を出すためには継続的なスカウト運用や候補者対応が欠かせません。
そのため、採用成功の鍵は媒体選定だけでなく、運用体制を整えることにあります。
社内リソースが不足している場合は、採用代行(RPO)の活用も視野に入れながら、自社に最適な採用体制を構築することが重要です。
Greenは、ITやWeb業界の求人に強い採用メディアです。あらゆる機能を使って優秀な人材にアプローチすることができます。しかし、企業にとっては、本当に良い人材が見つかるのか、他のサイトとどこが違うのかなど気になることは多いでしょう。 […]