応募はあるのに、なぜか選考途中で辞退されてしまう…。そんな悩みを抱える採用担当者は少なくありません。
「面接官が原因なのか」「他社に流れたのか」など、辞退理由が曖昧なままでは、改善策も打ち出せずモヤモヤが残ってしまいます。
この記事では、候補者が選考を辞退する主な理由とその背景を整理し、中小企業でも実践できる改善ポイントを紹介します。
さらに、他社の成功事例をもとに、自社での見直し方も具体的に解説します。読み終える頃には、辞退理由を可視化し、歩留まり改善のための対策をチームに提案できるようになります。
– 辞退が発生しやすいタイミングや連絡手段ごとの傾向がわかる
– 中小企業が実践できる辞退防止の具体的な改善策と事例がわかる
– 辞退の理由が分からず、現場でどう改善すればよいか悩んでいる中小企業の採用担当者
– 自社の採用プロセスを見直し、辞退率を下げる具体策を知りたい人
選考辞退が増えている背景とは?中小企業が直面する現実
近年多くの企業、特に中小企業の人事担当者が「選考辞退」の増加に頭を悩ませています。
背景には、売り手市場の継続による人材確保の難しさや、オンライン採用の普及、さらに求職者の価値観の多様化などが挙げられます。
こうした採用環境の変化に対応するためには、企業側の選考プロセスやコミュニケーション方法の見直しが求められています。
売り手市場の影響
日本の労働市場は、長期的な売り手市場が続いています。厚生労働省のデータによると、2025年の有効求人倍率は1.26倍で前年同水準を維持しており、求職者1人に対して1.26件の求人がある状況を示しています。
特にITや専門職では人材不足が顕著であり、求職者が複数の企業から内定を得るケースが増えています。
またdodaの調査では、66.2%の人は11社以上に応募しているというデータもあり、企業側はより魅力的な条件を提示しなければ選ばれにくい状況になっています。

画像引用:doda 転職成功者の「平均応募社数」
オンライン選考の普及
オンライン選考の普及により、求職者がより多くの企業へ気軽に応募できるようになりました。
しかし、対面でのやり取りが減ったことで、応募者が企業に親近感や信頼感を持ちにくくなり、途中辞退のリスクが高まっていると言われています。
面接を受けても企業の社風や働き方がイメージしづらく、「思っていた雰囲気と違った」と感じるケースが増えているのです。
求人件数の増加
コロナ禍で採用を抑えていた企業が、一斉に採用活動を再開したことで、求人件数が急増しています。その結果、求職者の選択肢が広がり、複数の企業を比較する傾向が強まっています。
企業側の選考期間が長引き、情報提供が不足していると、求職者の関心は薄れ、選考辞退につながるケースも少なくありません。
このような採用市場の変化を踏まえ、企業は選考プロセスの迅速化や、求職者に対する魅力的な情報提供を強化することが求められています。
特に、応募者が「この会社で働きたい」と感じられるような面接対応や、選考中のフォローが重要になります。
候補者が選考を辞退する理由ランキング
求職者が選考を途中で辞退する理由には、企業側が気づきにくい構造的な課題が隠れています。以下では、調査で明らかになった上位5つの辞退理由を取り上げ、それぞれの背景や改善の方向性を解説します。
第1位:他社の選考が通過した
選考辞退の理由として最も多いのが、他社の選考通過です。現在の売り手市場では、複数の企業から内定を得る求職者が増えています。
特に若手層や専門職は引く手あまたで、選考スピードの速い企業に先を越されてしまうケースも少なくありません。
自社の選考が長引くと、候補者は「早く決まるほうが安心」と判断し、他社への入社を決めやすくなります。
採用フローの遅れや意思決定の遅さは辞退の大きな要因となるため、選考スピードと連絡頻度の最適化が採用成功を左右する重要なポイントです。
第2位:口コミで悪い評判を聞いた
SNSや口コミサイトの普及により、いまでは候補者が面接前に企業の評判を確認するのは一般的です。
「残業が多い」「雰囲気が合わない」などの投稿は、実際以上に企業の印象を左右することがあります。
特に中小企業では、採用広報体制が整っていないことで、ネガティブな情報だけが先行しやすい傾向があります。
その結果、候補者はキャリアリスクを避けるために少しでも不安を感じる企業を敬遠してしまいます。企業側には、事実に基づいた透明性の高い情報発信が求められます。
第3位:企業の対応が悪かった
メール返信の遅れや面接時の態度、機械的なやり取りなど、候補者対応の質が辞退を招く大きな要因となります。
選考過程で生じた小さな不満が、「この会社では大切にされなさそう」という不信感へつながることも少なくありません。
採用活動は企業の“第一印象”を左右する場であり、対応の丁寧さはそのまま「働く環境の象徴」として受け止められます。応募者が安心してコミュニケーションを取れる体制を整えることが、辞退を防ぐための重要な基盤と言えるでしょう。
第4位:都合がつかなかった
面接日程が合わず、候補者のスケジュール調整が難航することも、選考辞退の大きな要因です。特に現職中の転職希望者や学生の多忙期には、平日昼間の面接が負担になりがちです。
日程調整の連絡に時間がかかると、その間に他社の選考が進み、機会を逃す可能性もあります。
企業側が柔軟にオンライン面接や夜間・土日対応を取り入れることで、候補者の事情に寄り添う選考が実現します。迅速でスムーズな調整こそ、辞退を防ぐ重要なポイントといえます。
第5位:自信がなくなった
面接の途中で「自分には合わないかもしれない」と感じ、辞退するケースも少なくありません。企業側の説明が抽象的だったり、社員の雰囲気が伝わらなかったりすると、候補者は不安を抱きやすくなります。
特に若年層では「失敗したくない」という心理が強く、ミスマッチへの不安が辞退の引き金となることがあります。
仕事内容やキャリアステップを明確に示し、候補者が入社後の成長イメージを描けるようにすることが大切です。
辞退を引き起こす企業側の対応とは?候補者が離れる原因
候補者の辞退には、企業側の選考対応が大きく関わっています。採用担当者や面接官のちょっとした言動、対応スピードのわずかな差が候補者の印象を左右することもあります。
ここでは、選考辞退につながりやすい企業側の対応と、その背景にある課題について解説します。
返信が遅い・日程調整がスムーズに進まない
候補者への返信や日程調整が遅いと、「自分に関心がないのでは」と不安を抱かせてしまいます。
特に複数社の選考を同時に進めている求職者にとってレスポンスの速さは、企業の誠実さや仕事の進め方を映す重要な要素です。
対応が遅れると他社の選考が先に進み、結果的に辞退される可能性が高まります。選考管理ツールの活用や返信テンプレートの整備などで、迅速に対応できる体制を整えましょう。
面接官が高圧的・一方的なコミュニケーションをとる
面接官が威圧的な態度を取ったり、一方的に話を進めたりすると、候補者は「意見を言いにくい会社」と感じてしまいます。
特に若手世代は、心理的安全性(安心して発言できる雰囲気)を重視する傾向が強く、コミュニケーションの質が入社意欲に直結します。
候補者の話に丁寧に耳を傾け、共感的に対応する姿勢を持つことが大切です。面接官トレーニングを通して、言葉遣いや非言語表現まで含めた印象管理を整えましょう。
選考の目的やステップが事前に共有されていない
「次にどのような選考があるのか」「どんな基準で判断されるのか」が分からないと、候補者は不安を感じます。
選考の目的や評価軸が共有されないまま面接が進むと、「この会社は選考が雑」「自分の評価基準が分からない」といった印象を与え、辞退されるケースもあります。
あらかじめ選考のステップと目的を明示し、各段階で確認するポイントを簡潔に伝えるだけでも、候補者の安心感は大きく高まります。
面談内容が求人票やスカウト内容と食い違っている
求人票やスカウトで提示した内容と、面談時の説明が異なると、候補者の信頼を損ねます。
特に勤務地・待遇・仕事内容などの不一致は、「入社後にギャップがありそう」と不安を抱かせる原因になります。
多くの場合、採用チーム内での情報共有不足が背景にあります。募集の初期段階から一貫したメッセージ設計を行い、候補者視点で事実と印象のズレがないかを確認しましょう。
志望動機や経歴に関心を示さず、流れ作業のような対応をされる
候補者は、自分の話に関心を持たれることで「この会社は自分を理解しようとしてくれている」と感じます。
一方で、履歴書を流し読みしたり、決まった質問だけを淡々と繰り返す面接は、機械的で冷たい印象を与えがちです。
応募者一人ひとりに合わせた質問やフィードバックを行うことで安心感が生まれ、結果として信頼関係の構築につながります。人材不足の今こそ、「一人の候補者」として誠実に向き合う姿勢が、選考辞退を防ぐ重要な要素といえます。
選考辞退を防ぐために中小企業が実践できる改善策
選考辞退を防ぐには、候補者の立場に立ったスピーディーかつ丁寧な対応が不可欠です。ここでは、中小企業でもすぐに実践できる具体的な改善策を紹介します。
応募〜面接までのスピード対応を徹底する
選考スピードは、候補者の辞退を防ぐ重要な鍵です。応募から1〜2日以内に連絡を入れる企業と、返信が1週間遅れる企業とでは、印象に大きな差が生まれます。
現在の売り手市場では、候補者が複数社の選考を同時に進めているため、対応が遅いと他社へ流れるリスクが高まります。
面接日程調整ツールの導入やテンプレート返信の整備など、対応を仕組み化することでスピード感を保てます。
書類応募段階から候補者のモチベーションを把握する
書類選考の段階で志望理由や転職動機を丁寧に確認すれば、候補者のモチベーションを把握できます。
「なぜこの業界を選んだのか」「どの点に魅力を感じたのか」を理解しておくことで、選考中のコミュニケーションがより的確になります。応募フォームに自由記述欄を設ける、または面接前にヒアリングシートを送付するなど、事前情報を集める工夫も効果的です。
意欲の高いうちにアプローチすることが、選考辞退を防ぐ第一歩です。
企業の魅力やカルチャーを面接時にしっかり伝える
多くの辞退は、「他社のほうが魅力的だった」という理由から起こります。仕事内容や待遇だけでなく、「自社で働く価値」を面接で具体的に伝えることが重要です。
社風やチームの雰囲気、社員同士の関係性など、実際のエピソードを交えて話すと効果的です。
さらに、面接官自身が企業文化を体現していることで、説得力が一層高まります。候補者が自分の働く姿を自然にイメージできるような説明を心がけましょう。
面接官の印象改善とコミュニケーション力向上を図る
面接官の態度や言葉遣いは、候補者の入社意欲だけでなく企業全体の印象にも直結します。高圧的な対応や一方的な説明は避け、双方向の対話を意識しましょう。
特に若手世代は、共感や傾聴の姿勢を重視する傾向があり、候補者が安心して意見を伝えられる雰囲気づくりが大切です。
面接官トレーニングを実施し、「評価の場」ではなく「相互理解の場」として面接を行う意識を共有することで、辞退率の低下が期待できます。
SNSや口コミサイトの情報を定期的にモニタリングする
候補者は応募前に、企業の口コミサイトやSNSで評判を確認しています。悪評や誤情報を放置すると、信頼を損ねるおそれがあります。
自社の口コミを定期的にモニタリングし、事実と異なる内容には冷静かつ丁寧に対応しましょう。ネガティブな声も改善点として受け止め、採用ページや面談で「改善に取り組む姿勢」を示すことで、誠実な印象が伝わります。
オンライン上の企業イメージ管理は、採用活動の成果を左右する重要なポイントです。
採用代行サービスを活用する
自社内だけでスピーディーかつ丁寧な採用対応を行うのが難しい場合、採用代行サービス(RPO)の活用は効果的です。
応募者対応や面接日程調整、スカウト配信といった業務を専門チームに委託することで、辞退につながりやすい「対応の遅れ」や「情報伝達ミス」を防ぐことができます。
特に 採用担当者の工数が限られている中小企業 にとって、採用代行は採用スピードと候補者満足度を同時に高める有効な選択肢です。キャリアマートの採用代行の資料をご覧になりたい方は、下記からお気軽にダウンロードしてください!
他社と差がつく!選考辞退を減らすチェックリスト
選考辞退を防ぐ第一歩は、応募から内定までのどの段階で候補者が離れているのかを把握することです。
以下のチェックリストを活用することで、面接前から内定後までの選考辞退リスクを可視化し、社内で見直すべきポイントを明確にできます。
チェック後は、該当箇所をチームで共有し、優先度を定めて改善アクションに落とし込みましょう。
面接前
選考開始前の段階では、候補者との最初のやり取りが辞退率を大きく左右します。応募後の返信が遅れたり、面接日時の調整が複雑だと、他社に意向が傾くケースも少なくありません。
初回メールや電話対応では、迅速さと丁寧さを両立させることが大切です。また、求人内容や面接の流れなど、候補者が不安を感じやすい情報は事前に共有しておくと信頼度が高まります。
最初の接点が「安心できる企業だ」と感じてもらえるかどうかが、辞退防止の第一歩と言えます。
面接前チェックリスト
- 応募から24時間以内に一次連絡を実施している
- 面接候補日を複数提示して、候補者が選びやすい形式にしている
- 面接案内メールに「持ち物」「服装」「所要時間」を明記している
- 候補者の志望動機や応募経緯を事前に把握している
- 面接官に候補者情報を共有し、目的を明確化している
- 企業紹介資料(会社概要や募集職種説明など)を事前送付している
- 候補者に「選考の全体フロー」を事前に説明している
面接中
面接中は、候補者が企業への印象を最も強く決定づける重要なフェーズです。面接官の態度や話し方、質問内容など、ちょっとした言葉遣いや反応が辞退理由につながるケースも少なくありません。
特に中小企業の場合は、待遇や知名度よりも「面接で感じた雰囲気」や「信頼感」が合否や辞退の判断基準になる傾向があります。
応募者の目線で接し方や説明内容を振り返りながら、安心して選考を進められる環境を整えましょう。
面接中チェックリスト
- 面接官が候補者の経歴や応募書類を事前に読んでいる
- 冒頭で「本日の目的・流れ」を説明している
- 一方的な質問だけでなく、対話を意識した構成になっている
- 候補者の発言に対して共感・リアクションを取っている
- 求人票やスカウト内容と矛盾しない説明ができている
- 企業の魅力・カルチャーを具体例で伝えている
- 面接終了時に次のステップ(結果通知の目安)を伝えている
面接後
面接後の対応スピードとフィードバックの質は、辞退率を左右する重要な要素です。
面接から数日経っても連絡がない場合、「他社に比べて遅い」「優先度が低い」と感じ、候補者の意欲が下がってしまうことがあります。また、合否に関わらず丁寧なフィードバックをすることで、「自分をしっかり評価してくれた」と好印象を残せます。
候補者が「大切に扱われている」と実感できる対応を、チーム全体で仕組み化していくことが大切です。
面接後チェックリスト
- 面接後48時間以内に合否連絡を実施している
- 不合格の場合でも、理由やフィードバックを丁寧に伝えている
- 合格の場合は、次の面接日時を即日提示している
- 面接官の所感を社内で共有し、評価のばらつきを防いでいる
- 候補者の感触を追跡し、温度感を記録している
- CRMやATS(採用管理システム)を活用して進捗を見える化している
- 面接後アンケートで候補者の満足度を測定している
内定後
内定後のフォロー体制が弱いと、他社からの内定提示や条件比較によって辞退されるリスクが高まります。
候補者との信頼関係を築くためには、連絡が途切れないようにすることが大切です。内定後にはお礼メールや入社までのスケジュール共有を行い、不安や疑問を解消できる場を設けましょう。
小さなやり取りの積み重ねが安心感につながり、結果として内定辞退の防止につながります。
内定後チェックリスト
- 内定通知後、24時間以内にフォロー連絡をしている
- オファー面談で条件・期待値を丁寧に説明している
- 社員メッセージ動画や懇談会で安心感を提供している
- 入社までのスケジュールを明確に提示している
- 入社前研修やフォローアップ制度を説明している
- 内定辞退理由をヒアリングし、データとして蓄積している
- 定期的に「内定者コミュニティ」やチャットで交流を促している
チェック後は、各項目を「◎=実施済」「△=一部対応」「×=未実施」で整理します。
辞退が多いフェーズを特定したら、原因を「対応スピード」「情報の齟齬」「面接官印象」などカテゴリ別に分類し、優先順位をつけて改善します。
その後はチーム内でミーティングを行い、改善アクションを共有することで継続的な歩留まり改善につながります。
選考辞退の改善につながった事例
株式会社キャリアマートが支援した企業の中から、実際に「選考辞退率の改善」に成功した3社の取り組みを紹介します。
商社 〔一次選考への参加率が前年比118%にアップ〕
<導入前の課題>
説明会後から一次選考への参加率が低下し、歩留まりの改善が急務となっていました。
<施策内容>
採用管理システムを刷新し、説明会後のフォローをLINEで自動化。さらに、候補者が質問しやすい仕組みを整え、双方向のコミュニケーションを強化しました。
<導入後の成果>
説明会から一次選考への参加率が前年比118%にアップ。候補者との接点数が増え、辞退の抑止に寄与しました。
広告・イベント・人材派遣 〔面談率が前年比173.9%に改善〕
<導入前の課題>
ターゲットに合致しない応募が多く、面談率や次ステップへの進捗が伸び悩んでいました。
<施策内容>
求人広告の訴求内容をターゲット視点で再設計し、募集初期から質の高い母集団を形成しました。掲載中もデータをもとに改善提案を続けました。
<導入後の成果>
面談率が前年比173.9%に上昇。ターゲット層の応募増加により、選考辞退リスクが減少し、採用プロセス全体の最適化につながりました。
福祉サービス〔エントリー数・内定承諾数の同時増加が実現〕
<導入前の課題>
母集団形成は順調だったものの、選考から内定までの歩留まりが低く、採用効率の低下が課題となっていました。
<施策内容>
プロモーション戦略を全面的に見直し、採用アウトソーシングを併用。さらに、インターンシップ企画の再構築や採用サイトのリニューアルを行い、候補者との接点を拡大しました。
<導入後の成果>
エントリー数が前年比230%、内定承諾数が172.2%に増加。結果として、採用活動全体の効率化と選考辞退の抑制を同時に実現しています。
人事として知っておきたい!選考辞退に関するよくある質問
企業が選考辞退の応募者に対応するとき、どんなことに気を付ければいいでしょうか。人事担当者からのよくある質問をご紹介します。
選考当日に辞退の電話がきた場合の対応マナーは?
まずは感情的にならず、連絡をくれたことへの感謝を伝えましょう。突然の辞退でも「ご連絡ありがとうございます」と落ち着いて受け止める姿勢が大切です。
理由を尋ねる際は、「今後の参考のため」「差し支えなければ」と、あくまで相手の意志を尊重して伺うようにします。
辞退理由を正直に言ってもらうにはどうしたらいい?
候補者が心理的に安心して回答できる環境づくりがポイントです。電話ではなく、アンケート形式の実施や第三者(採用代行)を介したヒアリングにすると本音を引き出しやすくなります。
「改善の参考にしたい」と目的を明確に伝えると、より率直な回答が得られます。
選考辞退があった場合、どのように社内へ報告すべき?
感情的な報告ではなく、事実に基づいて共有することが大切です。「辞退時期」「理由」「担当者の対応」の3点を整理し、再発を防ぐための情報共有を意識しましょう。
個人の責任としてではなく、チーム全体で改善課題として捉えることが望ましい対応です。
まとめ
採用選考において、辞退の発生は「応募数が多いから安心できる」とは限りません。重要なのは、候補者が「この会社を選びたい」「この会社で働き続けたい」と感じられる対応を設計することです。
選考スピードや面接担当者の対応、情報の透明性など、今の売り手市場においてはどれも改善が求められるポイントです。
本記事で紹介したチェックリストや改善策を活用することで、辞退リスクを構造的に抑え、チーム全体で継続的な改善につなげられます。
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