求人広告の写真|応募率が上がる効果的な写真の選び方・撮影方法

求人広告の原稿作成は、採用活動においてとても重要な業務の一つです。ただし、文章が良いだけでは求職者からの応募数は期待できないかもしれません。

そこで重要になるのが、掲載する写真です。求人広告に掲載する写真は、求職者が応募したいと感じるような魅力的なものが良いでしょう。写真の撮り方や選び方によって応募数が変わるケースもあるのです。

昨今では、instagramやtiktokが流行っているように、ビジュアルでのコミュニケーションを主流にする方が増えており、若い世代は特に写真から得られる情報をとても大切にする傾向があります。

この記事を読んで、写真の撮影・選定を適切に行い、応募数が多い求人広告を目指しましょう。

求人広告の写真がもたらす効果

求人広告 写真

まずは求人広告において写真がもたらす効果について紹介していきます。

自社の求人広告が発見されやすくなる

文章だけの求人広告は、文字を読まなければ内容が伝わりません。しかし、写真なら一目見ただけで伝わる情報があります。

多くの求人広告がある中で、まずは自社の求人広告を見つけてもらうのが社員を獲得するための第一歩といえるでしょう。良い写真は求人広告のクリック数にも大きく影響します。

求人内容や魅力が伝わりやすい

写真は、文章のみでは伝わりにくいニュアンスを視覚的に求職者へ発信することで、企業の魅力を伝えることができます。

「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、いくら「社員同士の仲が良い」「おしゃれな雰囲気のオフィス」と謳っていても文字だけでの紹介ならば伝わりにくいでしょう。

求職者の応募意欲が高まりやすい

「自社の求人広告が発見されやすくなる」「求人内容や魅力が伝わりやすい」といった効果がある求人広告の写真ですが、ただ写真を掲載すれば良いというわけではありません。

適切な写真を適切な枚数、充分に選定して掲載する必要があります。求職者の興味をひくポイントを押さえて写真を撮影、選定すれば、応募意欲を高めることができるでしょう。

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求人広告の写真を撮影する前に押さえておくポイント

ここでは、求人広告の写真を撮影する前に押さえておくべきポイントを紹介していきます。

ターゲットを決める

求人広告の写真を撮影する前に、自社が採用したいと思うターゲットを決めましょう。ターゲットを決めることで、どのような写真を撮影するのかが明確になります。

万人受けするような写真を撮影したら良いのでは?と思う方もいるでしょう。
しかし、万人受けするような写真では、自社が求めている人物像とはかけ離れた人からの応募も増えてしまい、結果的にミスマッチに繋がりかねません。

求職者のニーズを知る

効果的な求人広告の写真を撮影するには、求職者のニーズを知っておくことが大切です。どのような写真を撮影したら良いか、ディップ株式会社の調査からわかった求職者のニーズを参考にしてみましょう。

求職者の約6割以上は「求人広告の写真は10枚以上欲しい」と答え、フリー素材や使い回しの写真は求職者の不満につながることがわかりました。

この調査結果から「実際に働く環境や、業務を共にする同僚・先輩などが写っており、リアルな職場の写真を10枚以上」撮影・掲載することが大切であるといえるでしょう。

求人広告 写真

画像引用:ディップ株式会社

求人広告におすすめの写真の特徴

マイナビ転職の調査によると、求職者が魅力に感じる写真の1位には「オフィス風景(人あり)」が選ばれています。企業側は、求職者が求める写真の特徴を意識することで、より採用に効果的な写真を撮影することができます。

ここでは求人広告におすすめの写真の特徴を詳しく紹介していきましょう。

社員やスタッフが写っている

求職者にとって、どんな社員やスタッフがいるかは、その会社を検討する上で重要になるポイントの一つです。実際に働いている社員やスタッフの写真を掲載することは、その人たちの人柄や会社の雰囲気を伝えるのに非常に効果的と言えるでしょう。

その時にとても重要になるのが社員やスタッフの表情です。

1枚の写真に大人数の社員やスタッフを写そうとすると、一人ひとりの表情が見えづらくなってしまうため、それぞれの表情がわかる程度の人数を1枚の写真に収めるのが良いでしょう。

働いている様子が写っている

実際に社員が働いている様子が写っている写真は、求職者が入社後の様子をイメージしやすくなる効果があります。ただし、写真の雰囲気によって伝わる印象が異なるため、注意が必要です。

例えば、パソコンに向かって黙々と作業する様子が写っている写真と、和気あいあいとした雰囲気の中でミーティングしている写真があったとします。
前者は「集中して仕事ができる」ことをアピールでき、後者は「助け合える」印象をアピールしているといえるでしょう。

求職者のターゲット層が求めている印象や雰囲気の写真を掲載することが重要です。

休日やイベントの様子が写っている

休日や社内イベントの様子が写っている写真は、社員の仲の良さや和気あいあいとした雰囲気を伝えるのにおすすめです。

ただし、仕事とプライベートをしっかり分けて、メリハリをつけて働きたい求職者にとってはマイナスポイントに感じる場合もあるでしょう。

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求人広告写真の撮り方やポイント

ここでは、求人広告写真の撮り方や意識したいポイントを紹介していきます。

高画質のカメラを準備する

最近のスマホは性能が良いため、質の高い写真が簡単に撮影できます。しかし、求人広告に掲載する写真はサイズが決まっており、実際にスマホで撮影した写真を拡大する場合、画質が悪くなってしまう恐れがあります。

そのため「会社の顔」ともいえる求人広告に掲載する写真の撮影時は、高画質のカメラを使うのがおすすめです。

午前中が狙い目

写真の撮影で重要になるのが光です。あまりにも暗い写真になってしまうと、会社のイメージまでも暗くとらえられてしまうでしょう。かといって、明るすぎてもコントラストが強すぎて見づらくなってしまいます。

そうならないためには、光の差す角度が高すぎない午前中の光を利用するのがおすすめです。晴れ〜やや曇りの午前中を狙って撮影するようにしましょう。

逆光に注意する

逆光は、被写体の輪郭をはっきりとさせたり、キラキラとした雰囲気や透明感がでたりなど、不思議な魅力のある撮影方法です。しかし、この方法は求人広告写真の撮影には向いていません。

人物を撮影する際、顔に影が落ちて表情が暗く見えてしまうからです。どうしても逆光になってしまうシチュエーションであればレフ板を活用するのもおすすめですが、できるだけそのままの光を利用した方が自然な印象になるでしょう。

被写体は集めてバランスよく撮影する

どれだけ「社員はみんな仲が良いです!」などと文章で謳っていても写真に写っている社員同士の距離が離れていれば「本当に?」と思われてしまうこともあるでしょう。社員同士の仲の良さをアピールしたい場合は、人物の距離を近づけて撮影するのがおすすめです。

また、料理や製品などのモノを撮影する場合も同じで、距離を近づけて撮影しましょう。このように被写体が「集合」すると、モノの存在感を簡単に高められるだけでなく、見切れも防止できます。

とにかく枚数をたくさん集める

プロのカメラマンは撮影の際、数十枚〜数百枚ほど写真を撮ってその中から1枚を厳選します。そのため、撮影の際はとにかく枚数をたくさん集めることが重要です。

1カットで5〜10枚を目安に撮影しましょう。遠慮せず多めに撮影して「これぞ!」という1枚を見つけるのがおすすめです。

求人広告をより魅力的にする写真撮影&選定のコツ

求人広告 写真

ここでは、求人広告をより魅力的にする写真撮影&選定のコツを紹介していきます。

職場のリアルを載せる

求人広告の写真は会社の顔となり自社の印象を大きく左右するため、プロのような「かっちりとした写真」の撮影を目指しがちです。しかし、求職者に「情報やメッセージを伝える」ことが目的ならそういった写真にこだわる必要はありません。

あまりにも「かっちりとした写真」になりすぎると、求人用に用意した写真だと思われ印象が悪くなってしまう場合もあります。そのため、ふとした瞬間や自然な職場の様子を写すと、よりリアリティが増すでしょう。

様々な層の社員を撮影する

幅広い様々な層の社員を撮影することは、求人広告をより魅力的に完成させるコツの一つです。

例えば、若い社員をターゲットにしていた場合でも、若手社員だけでなく年齢層の高い社員も写真に入れれば「ベテランがいるから安心だ」という印象を与えることができます。

また、男女比に差があると見られている職種の場合、一般的に少ない傾向にある性別の社員の写真を掲載することで「性別関係なく働ける多様性に富んだ会社だ」といった良い印象を与えられるでしょう。

印象が違う写真をバランス良く掲載する

求人広告に写真を複数枚掲載できる場合は、同じような写真ばかりにならないよう、印象が違う写真をバランス良く掲載するのがおすすめです。同じような写真ばかりでは「伝えられる魅力が少ないのでは?」といった印象を求職者に与えてしまいかねません。

例えば、隣り合う写真では被写体を変えたり、被写体は一緒でも背景を変えたりなどの工夫をすると、それぞれの印象が違って見えるでしょう。
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採用ブランディングを成功させるには メリット・始め方・注意点

求人広告に写真を載せる際の注意点

ここでは、求人広告に写真を載せる際、気をつけたい注意点を紹介していきます。

肖像権に注意する

たとえ自社の社員でも、本人の許可なしに写真を求人広告へ載せてはいけません。人が写っている写真には肖像権があり、写っている本人に必ず写真の掲載許可を取る必要があります。

社員同士の距離が過度に近い写真は避ける

「仲の良さをアピールするには社員同士の距離を近づけて撮影すると良い」と前述しましたが、社員同士の距離が過度に近いと良くない印象を与えてしまいがちです。

「すでに出来上がったこの人間関係に自分は入れるのだろうか」「ヤラセではないだろうか」などと不安や疑いを感じる求職者もいるでしょう。

そのような印象を与えないように、社員同士は適度に距離を取って撮影するのがおすすめです。

イメージ写真は控える

株式会社アルバイトタイムス運営のウェブサイト「ヒトクル」の調査によると、「求人広告に載っている写真がイメージ写真だと印象があまり良くない」と回答した求職者は全体の8割以上いたことがわかりました。

できるだけ自社で撮影したリアリティな写真が求職者に求められているようです。

求人広告 写真

画像引用:ヒトクル

求人広告写真の選定により応募数を増やした会社の事例

求人広告写真の選定により、応募数を増やした会社の事例を2つ紹介していきます。

JPYC株式会社

求人広告 写真

JPYC株式会社は旧社である日本暗号資産市場株式会社の堅い印象を払拭するため、求人広告ではやわらかい印象の写真を掲載しています。

そのほか、ブログの定期更新や求職者の視点を意識した結果、1ヶ月あたりの応募者数が3名から40名に急増しました。

Dreamly Ltd

求人広告 写真

香川県でIT事業を展開するDreamly Ltdは「田舎=何もなくてつまらない・退屈」という印象を持たれないように、求人広告におしゃれで洗練された写真を掲載しています。

そのほかにも香川の魅力や地方移住に関する記事などを載せ、県外から優秀なエンジニアを2名採用することに成功しています。

まとめ

求人広告に載せる写真は「会社の顔」と言っても過言ではないほど、たくさんの人に見られ、自社の印象を左右する大事なものです。

求職者が「何を見たがっているか」「どんな情報を欲しがっているか」を具体的にイメージして、自社の情報をリアルに伝えましょう。

ぜひこの記事を参考に、効果的な求人広告の写真を撮影してみてください。

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