いくつ知ってますか?採用担当者が知っておくべき人事用語集

今回のテーマは「スバリ!人材業界、採用に使われる用語集」です。 新しいツールや採用方法が出てくる日々ですが、それに伴に業界用語も新しい用語がどんどん出てきています。

今回はそんな業界用語をいくつかお纏めしてみました。

採用準備期

【KPI】

「Key Performance Indicators」の略で、「重要業績評価指標」採用用語より経営に近い用語かもしれませんが、採用戦略としても重要になっています。 経営戦略において、「目標」を明確に設定し、その目標達成のためのプロセスの実施状況を計るため、組織や個人のパフォーマンスの度合いを定量的に表す指標のこと。 KGI(Key Goal Indicator 重要目標達成指標)と対をなして利用されることも多く、「何をもって成果とするか」を定量化したKGIの達成に向けて、KPIはよく使われます。

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採用現場におけるKPI

【縁故採用】

企業が求職者を雇用する場合、求職者本人にその企業との何らかの縁故(コネ)があることを採用の条件とすることを「縁故採用」あるいは「コネ採用」といいます。 縁故には、企業・業界に影響力のある人物の紹介、現職社員やOB、取引先との縁戚関係などがあります。 機会の平等に反する不公正な慣習というイメージが強いものの、現状では法律上の明確な規制などはありません。

【リファラル採用】

人材募集の際、社員を通して知人・友人の紹介・推薦を受け、選考を行う採用手法の事を言います。リファラルリクルーティング、社員紹介採用とも呼ばれています。 ※リファラル採用は、縁故採用のような、紹介者・推薦者の親族等、血縁関係者を中心に紹介を受け、立場上仕方なく採用するケースも多いため、「コネ採用」ではなく、家族や親族、古くからの友人や親友など、信頼のおけるキーパーソンを通じてピンポイントで接触を図ることができます。 今後更に認知度を高め、メジャーな採用制度として扱われていくと考えています。

 

【インフルエンサー採用】

「インフルエンサー」とは、周囲に対して影響力を持つ人物のことを意味します。 ここ数年、InstagramなどのSNSを通じて、ある種企業の広告塔的な役割を担う存在を採用する「インフルエンサー採用」を導入する企業が増加しています。

 

【ブラインド採用】

ブラインド採用とは、選考過程において名前や性別、年齢、学歴といった個人情報を取り除き、能力・実績だけで応募してきた学生を評価・採用することです。 面接官は無意識のうちに、自分と同じ大学出身や同郷の学生に親近感を持ち、優遇しがちだと言われています。そういった先入観や偏見を排除することで、従業員のダイバーシティ推進にもつながるのではといわれています。

【ダイレクトリクルーティング】

ダイレクトリクルーティングとは、企業の人事様がFacebookやInstagram等のソーシャルネットワークツールを使い、直接学生にアプローチをかけて採用活動を行っていく採用手法ダイレクトリクルーティングとはその名の通り、人事様が「直接」「採用活動」を行っていく手法です。

 

 

母集団形成~面接・選考

【セグメンテーション】

通称:セグメント (一部分)

ユーザーニーズ(学生)を的確に把握し、何らかの尺度によって市場を分割し、自社の強み・弱みや競合状況に応じて、対象とするセグメントを評価、選択することが採用マーケティングにおいて重要なポイントとなってきます。

【厳選採用】

厳選採用とは、採用した結果、自社の採用基準に当てはまる人材がいなかった場合に、設定していた採用目標人数に到達しなくても、無理やりに採用をしないということです。

多くの企業は、内定辞退や入社後の退職などを予め想定して、採用目標人数に達していなければ、採用基準に満たない人材でも採用をしているかと思います。しかし、この「厳選採用」というやり方は、「採用したい人材が現れなければ、採用しない」というやり方になります。

 

【オンライン説明会・オンライン面接】

オンライン説明会・オンライン面接とは、WEBサイト上で会社説明会、面接に参加できるものです。

地方の学生は、交通費等をかけることなく、遠方企業の説明会、面接に参加することができ、企業側としても、会場手配や会場設営準備、移動時間と交通費を削減することができて、採用コストを抑えるメリットもあります。

 

内定~入社

【OJT】

OJT(Onthe JobTraining)とは、日本語で「職場内訓練」と訳され、現場での実務遂行を通して行われる教育訓練のことで、上司、先輩社員が業務に必要な知識、スキルを計画的・体系的に教えることで、質の高い人材育成を目的とします。

教育する側の意識とスキルが伴えば効果的な人材育成の手段となりますが、現状では職場の年齢構成の中抜き現象も激しく、実施率が減少しているという現状があります。

就活生からのニーズとしてもどんなOJTがあるのか。また、充実した制度なのか。説明会でも多く質問されています項目の一つです。

 

【ジョブローテーション】

企業において社員の能力開発を行うことを目的とし、多くの業務を経験されるために一人の人間を定期的に異動させることをいいます。企業として将来必要な人材、各種の専門家・技術者の育成を図る制度です。

営業として入社したが、別部署の仕事がしてみたい!事務職から現場職に転向など本人の希望が叶うケースもありますね。

働く側としても自分の働きやすい環境や選択が出来き、企業側としても多くの経験をして社員の質を高めることができる為、今後増えてくる制度の一つですね!

【内定後インターンシップ】

内定後インターンシップとは、学生が内定先の企業で卒業までの期間、インターンシップを行うことを言います。

学生は、いち早く就業体験をすることで、入社後の自分をイメージしやすくなり、企業側は、入社する前の段階で業務を教えることができ、より早く新入社員を即戦力へと育てあげることができるというメリットがあります。

 


いかがでしたでしょうか。

今回、ご紹介して感じたことは一言に人材業界用語とっても採用や経営、マーケティングの用語が含まれて人材用語となっていると感じました。採用担当の方には経営やマーケティング要素も求められているということの現れだと思います。

 

私自身も精進し全ての分野を精通していきたいと思います。

以上となります。キャリブロレンジャー根岸 でした。

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