人材獲得競争が激化する中途採用市場において、医療介護関係の職種はさらに採用の難易度が上がっています。その中でも低予算かつ効率的に求人掲載、スカウトでのアプローチを行える求人媒体がジョブメドレーです。
今回はジョブメドレーを知らない人事向けに利用するメリットやデメリット、掲載の費用や他社事例をご紹介します。この記事を読めばジョブメドレーについての理解が深まります！
ジョブメドレーとは
「ジョブメドレー」とは、株式会社メドレーが運営する、医療や介護の分野に特化した求人情報サイトです。成果報酬型の求人サイトであり、ジョブメドレーに登録している医療介護業界の求職者数は192万人以上で、求人サイトの中で利用求職者数No1と言われています。
医療系の求人サイトとしては、掲載求人数が非常に多く、スカウト機能や採用管理機能も持ち合わせています。
ジョブメドレーの特徴
ジョブメドレーの特徴を3つ紹介します。
利用求職者数No.1
ジョブメドレーは192万人の求職者が登録しており、平均月間3.7万人が新規で登録するため、様々な採用条件に合う求職者を見つけることができます。求職者の登録数が多いことから、ジョブメドレーで採用できる確率が格段に高まります。
採用するまで、費用がかからない
採用単価が高騰している現代において、採用費用は企業の負担となっています。たとえ、高い採用費を支払ったとしても自社が求める理想的な求職者を採用できるわけではありません。
その中でもジョブメドレーは費用を抑えて採用できるので、予算が限られている企業におすすめです。掲載期間も無制限で、希望の求職者をじっくりと計画的に探すことができます。
毎月送れるスカウトメール
現在の採用市場は求職者よりも求人数が圧倒的に多い状態です。そのため求職者が見逃している求人が数多くあります。求職者からの応募をただ待つだけじゃない、攻めの施策としてのスカウトで効果的に採用に繋げることができます。
ジョブメドレーの料金
ジョブメドレーの料金については、求人掲載費用は無料で、採用が決定した際に成功報酬が発生します。
成功報酬は、採用される方が保有している資格によって異なりますが、一般的には1人あたりの採用費用は最低40,000円からとなっています。採用が決まるまでは費用は発生しないため、採用活動にかかる費用を最小限に抑えることができます。
ジョブメドレーのメリット・デメリット
ジョブメドレーのメリットとデメリットについて紹介していきます。
メリット
ジョブメドレーを利用することで、採用のコストを抑えることができる点がメリットです。
料金の部分でも説明しましたが、ジョブメドレーは採用が決定した時のみに成功報酬が発生します。
また、成果報酬といっても人材紹介とは違って年収の○○%というわけではなく、持っている資格や条件によって変わるため、採用する側にとってはかなり費用を抑えることができます。
デメリット
ジョブメドレーにおいて、スカウト通数が多い点がデメリットとも言えます。
スカウト通数が多い点はメリットになる場合もありますが、スカウトを配信する時間がないという採用担当の方もいるため1ヶ月で200通という通数を送りきれない場合もあります。
せっかく付いているスカウトを送り切れていない、既読率や応募率が伸びてこないという企業はスカウト配信代行をお願いしてみるのも１つの手になります。
スカウト配信代行のメリットや料金、代行会社の選び方のポイントを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
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ジョブメドレーと他の求人広告の違い
ジョブメドレーと他の求人広告の違いを解説していきます。
コメディカルドッドコム
コメディカルドッドコムもジョブメドレーと同じく医療福祉の職種求人の数が多く掲載しており、成功報酬型のサイトです。ジョブメドレーとの1番の違いは登録者数の違いです。
表記方法が違うので一概には言えませんが、コメディカルドッドコムは月間でのユーザーが60万人と謳っているのに対して、ジョブメドレーは登録者数が192万人となっています。
それぞれの媒体で掲載するのもおすすめですが、狙っているユーザーが多い媒体のみでの掲載もおすすめです。
グッピー
グッピーも同じような求人広告ですが、1番の違いにクリック型の課金広告という点があります。1万円からのポイント事前購入（プリペイド制）となります。 求人が開かれるたびにポイントが減りポイントがなくなるまで、掲載し続ける事が可能です。
ジョブメドレーの求職者からの評判・口コミ
ジョブメドレーの求職者からの評判・口コミを紹介します。
良い評判
- スカウトがくるので自分で求人を探さなくても大丈夫でした！
- たくさんの職場の紹介をしていただいてとても助かりました。
- 他の求人サイトと比べて、医療系に特化していて、医療系でずっと働きたいと思っていたので求人数が多いことに感動しました。
- スカウト機能のおかげで無事に正社員になることができました。
求職者から見て、求人数が多い点やスカウト機能で求人探しが楽になったという声が多くありました。スカウト経由で転職されている方もおり、最大限活用していくことが大切だと言えるでしょう。
引用：ジョブメドレー公式サイト
悪い評判
- ジョブメドレーからのメールが迷惑メールに入ってしまっていた。
- LINEやメールでの通知が少し多すぎるので、配信設定がもう少し融通が利くとよいと思いました。
ジョブメドレーに対する悪い口コミはほとんどありませんでしたが、ジョブメドレーからの配信メールについて不満に感じている方もいるようです。
引用：ジョブメドレー公式サイト
ジョブメドレーの利用に向いている企業
ジョブメドレーの利用に向いている企業について紹介します。
採用コストを削減したい企業
社会福祉法人や病院、介護施設などで年間を通して中途採用を募集している企業にはおすすめできます。採用成功に伴う成果報酬型のサービスであるため、人材紹介や他求人広告媒体と比較すると1名当たりの採用単価を低くすることが可能になります。
通年で採用活動をしている企業
通年で求人を募集している企業にとって1番ネックになってくるのは費用面だと考えられます。しかし、ジョブメドレーであれば採用成功型のサービスであるため、他の求人媒体に比べるとかなり費用を抑えることができます。
ジョブメドレーの導入事例
ジョブメドレーの導入事例を3社紹介します。
K社：全国の事業所での介護人材の採用を低コストで実現
K社では全国600以上の事業所で介護サービスを展開しており、新規事業所も毎年数十ヵ所開設しているため、試行錯誤を繰り返しながら介護人材の確保に取り組んでいます。
従量課金型の求人も利用してみましたが辞退も多く、費用対効果では思うような結果は得られませんでした。ジョブメドレーの採用課金制ではその問題がクリアされ、採用コストも人材紹介より安くバランスに優れている媒体だと感じています。
K社：地域医療を担う有資格者採用のために活用
関東・東海地域を中心にドラッグストア・調剤薬局を約540店舗展開。デイサービスを経営するグループ会社もある、地域医療を担う資格者（登録販売者や介護福祉士など）の採用のため、ジョブメドレーを活用中。原稿の編集はもちろん、応募から面接設定までのフォロー体制が良く、協力的に動いてくださるので利用しております。
T社：求職者との直接のやり取りで効率的な介護人材の採用に成功
弊社はシニア住宅や介護住宅を中心にシニア向け事業を展開しており、各施設で介護人材の採用に取り組んでいます。
ジョブメドレーは求職者と直接やり取りができるため、採用決定までスムーズに進みます。求職者とのやり取りで使用する管理画面も使いやすく、面接日程の調整や選考結果の連絡なども管理画面で完結するため、効率的な採用活動が可能です。弊社が求める有資格者からの応募も多く、採用活動になくてはならない存在です。
引用：ジョブメドレー公式サイト
ジョブメドレーの利用の流れ
- 求人広告の原稿作成と掲載
お申し込みの際に簡単な審査を行い、審査に通過した後に、求人広告の作成をしていただき、掲載が開始となります。
※原稿の作成代行も無料で可能
※掲載が開始した後に、求職者へのスカウト送信ができます。 - 求職者の応募から内定
求人やスカウトメールを見た求職者から応募があります。
面接日の設定や選考にご不明な点があれば担当営業に相談することも可能です。 - 初出勤とご請求
求職者の初出勤日に入職確認が取れたら、請求書が送付されてくる形となります。
利用料金発生後30日以内に支払いをする必要があります。
ジョブメドレーにサポートはある？
ジョブメドレーでは専任の担当者が魅力的な求人原稿づくりのサポートをしてもらうことができます。
そのため、自社に求人原稿作成のノウハウがなくとも魅力的な求人を作ることが可能です。
まとめ
今回はジョブメドレーの特徴や料金、他社の求人広告との違いについて解説しました。
職種別有効求人倍率をみても介護・医療職は平均的に高く、病院や老人ホームなどを運営する企業では人材不足が深刻化しています。しかしながら、医療・介護職で働きたいと思う求職者は多くいます。
この両者を結びつけるのがジョブメドレーなのです。当社ではジョブメドレーのスカウト配信代行をご支援しています。ジョブメドレーを効率的に使いたい、スカウトでの効果を上げたい企業はぜひお声掛けください。
また以下の記事で、求人広告の種類から選び方、9媒体の特徴を徹底比較しているので、あわせてご覧ください。
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