next≫(ラインネクスト)の特徴や料金、導入事例について解説

next≫(ラインネクスト)

様々な求人サイトを併用して採用活動を行うことが多くなった昨今、採用を行っていく中で工数が多く、マンパワーが足りないといった悩みを多く見受けます。人事や経営者の方は、今も採用工数の多さに悩んでいるのではないでしょうか。

本記事では、以下の内容を紹介します。

  • next≫(ラインネクスト)とは
  • next≫(ラインネクスト)の多彩な機能
  • 料金プラン
  • 導入成功事例

上記を大枠として、next≫(ラインネクスト)に関して分かりやすく説明します。また他媒体との比較情報も記載しているため、採用管理システム(ATS)の導入を考えている方に是非読んでもらえれば幸いです。

工数を削減することによりマンパワー不足が解消し、学生対応の時間が増え、進捗の改善などに役立てることが可能です。

目次

next≫(ラインネクスト)とは

next≫

next≫(ラインネクスト)とは、株式会社アローリンクが運営をする採用管理システムで、2022年9月時点で導入実績は1000社を超えています。

そもそも採用管理システムとは、人事担当者の業務で多く発生する、応募者への連絡や面接日程の設定、フローの進捗をリアルタイムで可視化可能になります。また、作業負担を大幅に減らすことができ、人事担当者の工数に対する問題点を大きく解決していくツールです。

next≫(ラインネクスト)の特徴・強み

next≫(ラインネクスト)の特徴を3つ紹介します。

LINEを使うことで学生とのコミュニケーションを活性化

東京工科大学が2022年4月新入生1,358名に対し「普段連絡手段として利用しているツールは何か」というアンケートを取った結果、以下の回答となりました。

LINE アンケート

画像引用:MOCHICA

上記のグラフによると、LINEの利用率が全体の99.2%と圧倒的に高い結果となっています。

LINEは、もともと個人間の連絡手段として、今までの主流であった「メール」と入れ替わっている傾向があります。そんなLINEを採用の連絡手段として取り入れていくことで、選考の移行率を大幅にアップさせることが可能となりました。

LINEの自動応答機能でマンパワー削減

あらかじめ、特定のキーワードを設定しておくと、学生から何かメッセージが送られてきた時に、ロボットがキーワードに反応して自動で返信することができます。

それ以外にも、登録しておいた複数のメッセージを、好きなタイミングで⾃動的に配信することができます。

LINE登録後、⼿間をかけずに学生へアプローチを行うことができ、人事のマンパワーを削減することが可能です。

独自の回答フォームで情報収集を効率化

学校情報や個人情報を入力をするフォームは、決まったテンプレートが用意されている場合がほとんどです。しかし、next≫(ラインネクスト)は求職者の情報を取得するフォームを自由にカスタマイズ可能です。

そのため、あらかじめ知っておきたい情報を回答フォームに入れておけば、エントリーの時点で学生の知りたい情報を効率的に知ることができます。

next≫(ラインネクスト)の主な機能

next≫(ラインネクスト)には、採用効率化のための様々な機能が設定されています。今回は、その中の一部を紹介します。

応募者管理

  • 【応募者管理】
    LINEの登録名だけではなく、本名や任意の名前に自由に変更ができます。
    また求職者のアクションに応じて、システムが自動で求職者の情報を収集することも可能です。
  • 【タグ管理】
    求職者を様々なタグづけ(目印)にて管理ができます。タグをつけることによってステージの進捗率や、分類ごとに限定配信を自動で行うことが可能です。
  • 【ファイル回収】
    求職者から提出されたファイルをデータとして集約することが可能です。

選考管理

  • 【ステータス管理】
    求職者の選考結果や、所感を管理できます。個々の状況を把握することで全体の歩留まりを管理することができます。
  • 【面接日程調整】
    説明会や面接の日程について、様々な形式でカスタマイズできます。

コミュニケーション

  • 【高機能トーク管理】
    LINEの標準機能である個別チャットに対応をしています。テンプレートを設定しておくことや、個別に返信をすることも可能です。
  • 【高機能セグメント配信】
    まるで個別にメッセージを送信しているように、複数名に一斉にメッセージを送信して、選考中の学生へのフォロー体制に役立てることができます。
  • 【自動応答メッセージ機能】
    特定のキーワードが送られてきたときに。自動で返信がされます。返信をする手間を省いてより重要な業務に注力できます。

採用マーケティング

  • 【分析QRコード】
    お友達登録の流入経路に応じて、追跡QRコードを追送することで、各導線からの登録数を分析し比較することが可能となっております。
  • 【リッチメニュー】
    LINEのトーク画面にメニューを表示することができます。お好きなコンテンツにカスタマイズする事で、より対象者を募りやすくなります。
  • 【ダッシュボード機能】
    タグ機能とお友達機能を利用し、管理表を作成することができます。
    縦軸・横軸にそれぞれ何を表示するかのみの設定で簡単に管理表を作成することが可能なので、工数削減が可能です。
  • 【各種SNS連携】
    TwitterやInstagramなどの各種SNSと連携することができます。

業務効率化

  • 【Zoom連携】
    オンライン採用で重要なビデオ会議サービスZoomとの連携が可能です。
    スムーズに学生を面接に誘導できます。
  • 【CSVダウンロード】
    next≫(ラインネクスト)で管理している情報をCSVで出力することが可能です。
  • 【自動リマインドメッセージ送信】
    求職者の予約に合わせて、リマインドメッセージを自動化することができます。
    予め設定をしておくことで、配信漏れを防ぐことができます。

セキュリティー

  • 【スタッフ権限設定】
    権限のレベル分けすることができるため、スタッフごとに制限を分けることが可能となっています。そのため、外部委託するときも流出させたくないものへ権限をかけプライバシーを守れます。
  • 【IPアドレス認証】
    事前に登録しているIPアドレス以外からの管理画面へのログインをブロックし、
    外部からの不正ログインを防ぐことができます。

ここまで記載したように、next≫(ラインネクスト)にはたくさんの機能がついており、利用者のニーズに合わせた1人1人の使い方が可能です。

next≫(ラインネクスト)の料金プラン

next≫(ラインネクストの2つの料金プランを紹介します。

next≫(ラインネクスト)ライトプラン

next≫(ラインネクスト) ライトプラン

画像引用:next≫

ライトプランは、基本機能を搭載したプランになります。

基本機能には先程紹介したコミュニケーション/マーケティング、業務効率化、セキュリティの3つの基本機能を利用することができます。

next≫(ラインネクスト)プレミアムプラン

next≫(ラインネクスト) プレミアム

画像引用:next≫

プレミアムプランは基本機能だけでなく、Zoom連携(システム連携)、外部カレンダー連携、自動アクション(スケジュール予約)などのプレミアムプランだけの機能がついています。

next≫(ラインネクスト)の効果的な活用シーン

next≫(ラインネクスト)がどんな採用シーンで活かせるのかを説明します。

母集団形成

ATSは、ほとんどの場合がナビサイトやダイレクトリクルーティングサイトで集めた学生に対して別途案内メールを送り、登録をしてもらう流れとなります。

ここで多くの企業が課題点として抱えているのは「学生の遷移率の低さ」です。個人情報を再度入力する行為は学生にとって負担となり、遷移率が大幅にダウンしてしまうのです。

その点next≫(ラインネクスト)は、簡単に登録が可能です。QRコードを読み取るだけなので、「学生の遷移率の低さ」という大きな課題を解決することができます。

説明会前

現在就職活動を行う学生にとって、メールよりもLINEの方が、日常連絡を取る手段としての認識が強い傾向があります。そのため、日程の調整をLINEで行うことにより、コミュニケーションを活性化させ、従来の説明会予約率よりも、予約率を上げることが可能となっています。

説明会後

それぞれの学生に対してエントリーはしてくれたものの、いまだに説明会の予約がまだの学生や、個別面談を控えた学生向けに自社の特徴をアピールした文をあらかじめ登録をして頂き、各フェーズの学生に対し自動配信が可能となっています。

そのため、最適なタイミングで最適なメッセージを送信することが可能です。

内定者フォロー

コミュニケーションを取ることが大幅に楽になるLINEでは、常に学生と連絡を取ることにより、学生の興味関心をそらさせません。学生からの早い反応、またこちらからも早い反応をしていく事で、進捗率を大幅に上げることが可能です。

next≫(ラインネクスト)のメリット・デメリット

next≫(ラインネクスト)を利用することのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

メリット

next≫(ラインネクスト)のメリットは、何といっても学生とのスムーズなコミュニケーションです。

インターンシップ(IS)などの初回接触から、内定出しまで全ての採用フローをLINE上で解決できるnext≫(ラインネクスト)は、メールとは違い手元の携帯に、メッセージが届くことにより、すぐに確認する事また返信をすることが可能です。メールよりも開封率が高く、スピード感を持った対応ができ学生の進捗率を上げることが可能です。

デメリット

逆にデメリットとしては、以下のようなものがあります。

  • メッセージ対象者のセグメント分けができないこと
  • 個別レスポンスのスピード感により、量が増えるのでその分工数が増えてしまうこと
  • 個別性が強いため、メッセージの対応状況の把握が難しく採用管理状況の見える化が他よりも難しいこと

LINEと提携できる他採用管理システム(ATS)との違い

ここでは、他のLINEと提携できる採用管理システムとnext≫(ラインネクスト)はどのような点が違うのかを紹介します。

採用一括かんりくんとの違い

採用一括かんりくん

採用かんりくんは、HRクラウド社が提供しているATSです。next≫(ラインネクスト)同様、LINEの連携が強いサービスとなっています。その中で、違う点として、採用かんりくんはエージェント連携が可能です。エージェントを利用している企業は、学生の遷移率を低下させないためにも、学生情報をATS上で一括管理できる採用かんりくんがおすすめです。

採用一括かんりくんの特徴や料金などを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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採用一括かんりくん

AOL(ACCESS ONLINE)との違い

 アクセスオンライン AOL

アくセスオンライン(AOL)は、マイナビが提供している採用管理システムです。next≫(ラインネクスト)よりも、大幅にコストが掛かってしまいます。しかし、その分学生利用率がナンバーワンのマイナビと直接連携が可能なこと、クロス集計表があること、応募者データの管理が一元化できるなどのメリットがあります。

たくさんの学生からの応募がある企業や、多くの学生を採用しようと考えている企業には、アクセスオンライン(AOL)がおすすめです。

アクセスオンライン(AOL)の特徴や料金、評判などを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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next≫(ラインネクスト)を導入すべき企業

next≫(ラインネクスト)を導入検討をおすすめしたい企業を紹介していきます。

マンパワーが足りていない企業

採用担当者が他業務と兼務していたり、採用目標人数は多く、採用業務に時間を割けず、採用活動に注力できていない企業に導入を検討してもらいたいです。

応募者情報を管理できるだけでなく、多くの学生が利用しているLINEを活用してコミュニケーションを取ることができ、工数を削減することが可能です。

採用管理システムに関するノウハウが足りていない企業

採用管理システムを検討はしているが、運用ができるか不安に感じている企業におすすめできます。導入前はもちろんですが、導入後もうまく運用できるか不安という方は多いと思います。

next≫(ラインネクスト)では、専門コンサルタントによるサポートを提供しており、初めて使う方向けのサポートサイトもあるため、安心して利用することができます。

next≫(ラインネクスト)の導入成功事例

next≫(ラインネクスト)の導入事例を3社紹介します。

商社A社

<導入前の課題>

  • 時代の変化に合わせて、選考フローを変えていけないことが課題

<施策内容>

  • ラインを活用して面接の日程調整など連絡をスムーズに行いました。

<導入後の成果>

  • 導入し、選考フローを変更したことでマンパワー不足を解消でき、例年2月〜3月までかかっていた採用活動が夏に終了しました。

IT企業B社

<導入前の課題>

  • 選考への移行率や内定率が課題でした。

<施策内容>

  • 学生へのフォローに注力しました。

<導入後の成果>

  • ラインネクストを導入し、コミュニケーションの時間が増え、内定者数は向上しました。

社会福祉法人C社

<導入前の課題>

  • 情報管理が整理されておらず、情報の一元化が課題でした。

<施策内容>

  • 業務効率の効率化を行いました。

<導入後の成果>

  • 情報の一元化ができ、工数の大幅削減に成功しました。

next≫(ラインネクスト)よくある質問

よくある質問

next≫(ラインネクスト)でよくある質問を紹介します。

申し込みから導入まではどれくらいかかる?

導入だけであれば、最短10営業日で導入が可能となっています。そのため、すぐにお力添えをすることが可能です。

新卒採用でしか活用できない?

新卒採用だけではなく、中途採用でも使うことが可能です。またそれ以外にも、パートやアルバイト採用にも活用できます。

導入後のサポートはある?

専属のコンサルタントが、導入から活用までしっかりサポートを行います。また、それ以外にも困ったときにすぐに聞ける有人チャットや、動画サポートを準備しており様々な時間でのサポートが可能です。

まとめ

この記事では、next≫(ラインネクスト)の特徴や料金、導入事例について紹介してきました。

next≫(ラインネクスト)は導入実績も豊富で、他の採用管理システムにはない多様な機能を持ち合わせているLINEに特化した採用管理システムです。

next≫(ラインネクスト)以外にも、採用管理システムは様々あり、それぞれに特徴・長所があります。そんな各採用管理システムの強みや比較情報を、分かりやすく下記サイトにまとめているので是非、参考までに見てみてください。

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