「どの採用ツールが自社に最適かわからない」「工数やコストを抑えながら効果的な採用をしたい」と考えている方も多いでしょう。
そこでこの記事では、Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)という全学年対象のダイレクトリクルーティングサービスとして、多くの企業が活用しているツールを紹介します。
スカウト機能や合同説明会「就職博」などを通じて、よりターゲットに近い学生と出会える点が特徴です。
しかし、「他の求人サイトと何が違うのか?」「掲載費用はどのくらいかかるのか?」「本当に効果があるのか?」といった疑問を持つ方のためにも、特徴や料金、他のダイレクトリクルーティングサービスとの違い、成功事例まで詳しく解説していきます。
この記事を読めば、自社の採用に適したサービスかどうかを明確に判断し、具体的な採用戦略を立てることができるようになります。
– スカウト機能やイベント活用など、具体的な採用戦略を知ることができる
– 料金体系や成功事例を通じて、導入すべきか判断できる
– Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)の効果や活用方法を知り、自社の採用戦略に活かしたい企業
– 他のダイレクトリクルーティングサービスと比較して、自社に最適な選択をしたい採用担当者
- 1 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)とは
- 2 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)の特徴4つ
- 3 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)のスカウト機能と実績
- 4 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)の料金体系
- 5 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)と他サイトとの違い
- 6 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)のメリット
- 7 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)デメリット
- 8 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)を効果的に使うポイント
- 9 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)導入までの流れ
- 10 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)企業からの評判
- 11 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)学生からの評判
- 12 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)の利用に向いている企業
- 13 Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)の導入成功事例3社
- 14 まとめ
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)とは
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)とは、株式会社学情が展開する新卒採用向けのダイレクトリクルーティングサービスです。
近年ダイレクトリクルーティングサービスが多い中でRe就活キャンパスは、逆求人型就活サービスの就活支援コンテンツ部門でオリコン顧客満足度No.1(※)を誇っています。※引用:Re就活キャンパス公式サイト
これまで「あさがくナビ」という名前で、大学3~4年生向けの就職ナビサイトとして展開をしていましたが、大学1~4年生までの全学年を対象にした、Re就活キャンパスという名称へ変更されました。
Re就活キャンパスは、登録学生数が約60万人と多く、さらにLINEとの連携が得意なことや、就活イベントの開催が多いといった複数の強みがあります。
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)の特徴4つ
Re就活キャンパスの特徴を3つ紹介します。
自社にマッチする人材をピンポイントでスカウト可能
Re就活キャンパスは、近年需要が高まってきたダイレクトリクルーティングサイトの中で圧倒的な登録学生数を誇ります。 Re就活キャンパスの特徴の一つに、AI分析というシステムがあります。
AI分析とはプレエントリー中の学生の行動履歴を読み取り、自動でマッチした学生をおすすめ表示してくれるシステムです。検索軸からではわからない学生の内面の部分からスカウトを配信することで、エントリー率がアップします。
全学年の学生にアプローチできる
Re就活キャンパスの登録ユーザーについては、全学年が対象になるため、一つのサービスで全学年の学生にアプローチできるようになります。
約60万人(※)の大学生が登録しており、文系7割、理系3割で分かれ、幅広い層の学生が登録しています。※2024年7月地点
また、関東圏の学生が最も多く、次いで関西圏の学生が多く登録しており、多くのユーザーと接点を持つことができるサービスです。
合同企業セミナー「就職博」でアクティブな学生とも出会える
Re就活キャンパスは、掲載システムだけではなく対面も含むイベントの開催が豊富です。
近年はオンライン化が進み、アクティブな学生に出会えない企業は多いかと思います。そんな中、参加を検討するが枠が埋まっているということは多くあるでしょう。
Re就活キャンパスのイベントは、開催回数も多く幅広い地域で開催しているため、学生に人気の就職イベントです。
オンラインでも開催しており、学生としても授業の合間に参加することや、移動することなく参加でき、参加率を高めたい企業や、学生への認知をより高めたい企業にとっては有効な手段です。
一方、対面イベントは、コロナ禍を機に参加率は下がったのですが、現在では参加率が高くなりつつあり、学生側にとっても企業の雰囲気をより知ることができる機会です。
プレサイト期は、早期選考に持っていくためのファーストステップでもありますが、本選考で学生に選ばれるための印象付けの期間でもあります。
イベント選びの際は、多くの学生と接触することを目的とするのか、選考への参加率を高くするための機会にするのか、開催時期によって使い分けることがおすすめです。
オプションでLINEを活用した機能を搭載
学生の利用率が最も高い、LINEとの連携が可能なこともRe就活キャンパスの特徴です。
LINEは学生にとって身近なツールのため、採用活動に取り入れることによって、これまでにないスムーズなやり取りが可能です。
具体的にアンケートの回収や御礼メール、選考や説明会のリマインド、メールなどでは手間だったものをLINEで行うことが可能です。
さらに、LINEは、メールと比べて手軽に学生と連絡が取りやすいため、開封率や返信率も高くなることが期待でき、説明会から面接への移行率を高めることに繋がります。
その他のメールやナビサイト内のメッセージだと、他のものと混ざりやすいので、LINEでの連絡は非常におすすめです。
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)のスカウト機能と実績
Re就活キャンパスでは、スカウト機能により学生に直接アプローチできます。
企業は学生のプロフィールや希望条件をもとにターゲットを抽出して個別にメッセージを送信し、従来の「待ちの採用」から「攻めの採用」への転換が可能です。
Re就活キャンパスのスカウトは他社のスカウトとは違い、一目でスカウトの内容がわかるようなデザインになっています。それにより分かりやすく企業の魅力が伝わり、学生の高い開封率を誇っています。
Re就活キャンパスのスカウト平均開封率は、全体平均は約52%、職種別ではAIエンジニアが77%、人事職で63%という開封率となっています。
ダイレクトリクルーティングサイトのキミスカのスカウト開封率は22.2~55.5%なので、Re就活キャンパスのスカウト開封率は、比較的高いことが分かります。
また、一括配信や学生一人ひとりに個別に送信も可能です。AIレコメンド機能により、 興味・関心が高い学生を自動抽出し、効率的にスカウト送信もできます。
画像引用:Re就活キャンパス公式サイト
スカウトの上位機能
さらにRe就活キャンパスには、スカウトメールの上位機能として「ヘッドハンティング」があり、学生に特別感を演出しています。
ヘッドハンティングは最大7日間学生マイページの上位に表示されます。
通常のスカウトよりも上位のアプローチ手段で、学生が登録したWeb履歴書や自己PRを基に、魅力を感じたポイントを明示してメッセージを送信し、学生は「なぜ自分が選ばれたのか」を理解し、応募意欲が高まります。
その他のスカウトよりも、より具体的に学生を評価している企業だとアピールできます。テンプレートではなく、具体的に企業がその学生のどこを良いと思ったのかを伝えられるので、承諾率も高くなります。
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)の料金体系
Re就活キャンパスの料金プランについて解説します。
基本プラン
Re就活キャンパスの掲載費用と各プランにどのシステムがついているのかを、早見表で紹介します。
プラチナプラン | プレミアムプラン | スタンダードプラン | ライトプラン | |
料金 | 250万円 | 200万円 | 160万円 | 130万円 |
ダイレクトスカウト | 1200通 | 600通 | 300通 | 150通 |
ダイレクトスカウト自動送付機能 | 30パターン | 20パターン | 15パターン | 10パターン |
プラチナダイレクトスカウト | 200通 | ー | ー | ー |
ヘッドハンティング | 150通 | 60通 | 30通 | ー |
上位表示期間 | 上位表示10週間 | 上位表示8週間 | 上位表示6週間 | 上位表示4週間 |
キャリアマートとしてはコストと機能のバランスが良いプレミアムプランがおすすめです。プラチナプランに比べて50万円安いにもかかわらず、スカウト機能が充実しています。
エントリー数を増やしたい場合上位表示期間が長いほど有利ですが、8週間でも十分長いと言えます。そのため、予算を抑えつつも、最大限の効果を得たい企業に特におすすめです。
また、学生は夏休みなどの長期休みに、企業研究や進路について検討し始めているため、その期間に上位表示のオプションを適用させることで、夏に接点を持った学生と冬にさらにアプローチをかけることができます。
マイナビの調査によると、25卒の学生は、大学3年生の2月までに接点を持った企業に進路を決めた割合が、24.9%もおり、年々この数値は上昇することが予測されます。
そのため、学生がより活発に動く夏休みなどの早い時期にオプションを適用させ、学生に早期に接触を図ることが大切です。
画像引用:マイナビキャリアリサーチLab
オプション
続いて、Re就活キャンパスで利用できるオプションについて詳しく解説します。
掲載系
Re就活キャンパスで利用できる掲載系オプションの中で、代表的なものが以下です。
取材 | 1職種15万円 |
撮影(2時間) | 1職種10万円 |
PRムービー利用 | 20万円 |
PRムービー撮影・編集 | 20万円 |
応募歓迎プラス4週間(※1) | 10万円 |
条件マッチ(※2) | 10万円 |
(※1)「面接確約」の応募歓迎。マイページにプッシュ通知も表示
(※2)学生スカウト条件と学生からの関心によってポップアップを表示
求人ページに動画や写真を掲載すると、視覚的なインパクトが強まり、より印象に残りやすくなるため、PRムービーなどはおすすめです。
また、応募歓迎や条件マッチという、自社にあった条件の学生に表示されるシステムもあります。
掲載数が増えてくるほどネームバリューの勝負になりかねないので、こういったオプションをつけて他社と差別化することが、効率良く運用するうえでのポイントです。
露出強化系
上位表示系のオプションは以下の通りです。
インターンシップ | 採用広報 | |
プラチナシート (1ページ目最上位) |
70万円 | 40万円 |
センターシート (1ページ目の真ん中) |
55万円 | 35万円 |
ゴールドシート (2ページ目最上位) |
50万円 | 30万円 |
どのシートも1週間6枠限定で、検索条件に業種、職種、勤務地、本社所在地のいずれかが含まれる場合に、上位表示されます。
おすすめは、表示順位が一番上位に来るプラチナシートです。
学生が地域で絞る、職種で絞るといった、幅広い検索方法をした際に、他社との差別化ができます。大学3年生の夏のタイミングや、4年生の3月などに設定するといった運用がおすすめです。
メール系
スカウトを含むメール系のオプションについては、下記の通りです。
ダイレクトスカウト:100通 | 20万円 |
ダイレクトスカウト:200通 | 30万円 |
ダイレクトスカウト:200通以上 | 200通/月以降は、100通追加ごとに+10万円 |
プラチナダイレクトスカウト100通 | 40万円※100通追加ごとに+20万円 |
ヘッドハンティング50通 | 25万円 |
動画スカウト機能「4週間」 | 10万円 |
Re就活キャンパスにおいて、一般的なスカウトはダイレクトスカウトですが、上位となるプラチナダイレクトスカウトというものもあります。
こちらは学生が自社のスカウトを開封するまで、メールボックス内で3日間上位表示されるという機能になります。スカウトメールは埋もれてしまいがちになるため、プラチナダイレクトスカウトにすると、開封率は高くなります。
JobTube
JobTubeは、「就活チャンネル powered by Re就活キャンパス」というYouTubeチャンネルに、制作した動画を掲載できるシステムです。料金は15万円から150万円と幅があります。
就活生にとって採用動画は、社風や一緒に働く社員の雰囲気を知るために近年利用されています。
そのため、説明会の前に動画を見てもらうように学生に促したり、メールなどに動画のURLを組み込んで文章を送ったりする企業も増えています。
Re就活キャンパスコミュニケーター
Re就活キャンパスコミュニケーターは、LINEを活用した採用支援ツールで、学生への情報発信やフォローを効率化します。
メッセージ配信、リッチメニュー設定、配信後の反応分析が可能で、エントリー率やイベント参加率の向上に貢献します。
主な機能としては、下記の4つがあります。
- LINE配信: セミナー案内や選考情報を学生に直接送信
- リッチメニュー: 学生が必要な情報にすぐアクセス
- 自動配信: 進捗状況に応じたメッセージを自動送信
- 効果測定: 開封率やクリック率を可視化
料金は、1カ月4.5万円で、6カ月以上からの契約で利用が可能です。使い方がわからない方や操作が不慣れな方のために、以下のサポートすべてを有料で受けられます。
- リッチメニュー作成代行1パターン
- チャットサポート
- 電話サポート
- 初回MTGの実施(テレビ会議システムにて実施)
- 初期登録フロー作成1パターン(LINE友達登録後も含む)
- リッチメニュー修正 ※2回まで
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)と他サイトとの違い
Re就活キャンパス | Offerbox | dodaキャンパス | |
運営会社 | 株式会社学情 | 株式会社i-plug | 株式会社ベネッセ-iキャリア |
会員数 | 約60万人(2025年2月時点) | 約21万人(2024年11月時点) | 約113万人(2024年6月時点) |
登録者の属性 | 幅広い学生が登録 | 上位校の学生が多く登録 | 大学1~4年生までの幅広い学生が登録 |
掲載社数(掲載件数) | 約1万1千件(2024年7月時点) | 約1万9千社(2025年1月時点) | 約1万社(2024年6月時点) |
掲載費 | 130~250万円 | 75~250万円 | 60~90万円 |
次に、Re就活キャンパスと比較されやすい他のダイレクトリクルーティングサイトとの違いを解説します。
OfferBox
OfferBoxの特徴として、採用プランの人数制限や登録学生数の違いが挙げられます。
OfferBoxはダイレクトリクルーティングサイトの先駆者であり、登録学生数が豊富です。さらに、25卒登録学生数の集計でおよそ約21万人と言われています。
しかし、Re就活キャンパスはダイレクトリクルーティングサービス以外にもイベントや求人掲載の役目も果たしており、その結果約60万人の学生が登録しています。
OfferBoxは1名採用が決まる度に費用が発生しますが、 Re就活キャンパスは何人採用しても追加費用がかからない分、コストパフォーマンスが良い媒体と言えるでしょう。
一方で、OfferBoxは、上位校の学生が文系・理系問わず、幅広く登録しており、「文系の学生にアプローチしつつ、理系の学生にも幅広くアプローチしたい」「偏差値の高い大学に所属している学生へアプローチをかけたい」という企業にはOfferBoxがおすすめです。
こちらの記事でOfferBoxの特徴や料金、評判について紹介しているので、気になる方はあわせてご覧ください。
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dodaキャンパス
dodaキャンパスは同時に接触できる人数が限られているのが特徴です。
具体的には、1企業のオファー枠は1学年につき最大400枠のため、400名以上のエントリーが見込まれる企業はRe就活キャンパスの方が良いでしょう。
また、学生が受け取ることができるオファー数も6枠に制限されており、学生もオファーを承諾や辞退を選択しないと次の企業からのオファーをもらえない状況になるので、自然と学生の開封率も高くなります。
dodaキャンパスとRe就活キャンパスのどちらも、卒年度関係なくスカウトを送れるので、低学年層にもアプローチでき、早期選考を視野に入れている企業にとってはおすすめです。
一方、 Re就活キャンパスには、dodaキャンパスにはない大規模なイベントが多く開催されており、より多くの学生と接触できるため、採用人数が多い企業にとっては、母集団形成に非常に向いているツールです。
そのため、 Re就活キャンパスはdodaキャンパスよりも、低学年層により多く接触できるという理由で向いているのでおすすめです。
こちらの記事でdodaキャンパスの特徴や料金、評判について紹介しているので、気になる方はあわせてご覧ください。
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Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)のメリット
Re就活キャンパスの利用にあたって考えられるメリットを紹介します。
イベントで多くの学生と接点を持ちやすい
大きな特徴として挙げられるのが、イベントの開催数の多さです。イベントは以下の6種類あり、オンラインと対面ともに多く開催されています。
- 就職博 インターンシップ&キャリア編
- 就職博 企業発見編
- 就職博 内定直結編
- web就職博 企業発見編
- Career Design Forum
- Super Business Forum
開催拠点で見ると、東京・名古屋・大阪・京都・福岡の各拠点で複数回開催しています。
イベントのメリットとしてナビに掲載しているだけとは違って、普段ではなかなか接点を持てない学生と出会えるのも特徴です。 Re就活キャンパスは、とにかく多くのイベントに参画できることが一番のメリットです。
また、Re就活キャンパスの求人サイト上に載っている情報だけではエントリーに至らなかった学生でも、イベントを通じて企業の魅力を直接伝えることで、選考に進む確率が高まります。
出会える学生数が多い
Re就活キャンパスを使う大きなメリットは、出会える学生の数が多いことです。
25卒から28卒までの登録学生数は約61万人にも上ります。マイナビやリクナビの次に来るほどの登録学生数の多さにはなるので、対象学生数としては申し分ないと考えます。
また、現在の掲載件数も約1万件と比較的少ないため、ブルーオーシャンといえます。
長期的な採用活動が可能
Re就活キャンパスは、大学1年生~4年生まで全学年を対象とした採用サービスであり、通年採用にも対応しているため、企業は早期から学生との接点を持ち、長期的な関係構築を行うことが可能です。
大学1~2年生のうちから接点を持つことで、早期から企業の認知度を高め、学生が就活を本格化させる3~4年生になった際に、自社を志望企業の選択肢に入れてもらいやすくなります。
また、早期にインターンシップを実施し、参加学生に継続的なフォローを行うことで、本選考時のエントリー数や内定承諾率の向上が期待できます。
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)デメリット
続いて、Re就活キャンパスのデメリットを紹介します。
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)と大手ナビの併用が主流に
デメリットとして、大手ナビ媒体と比べて学生のメイン媒体としての利用率の低さが懸念されます。
Re就活キャンパスに登録している学生は多くいますが、エントリーとなるとメインで利用しているマイナビやリクナビを通して行うのが現状です。
そのため、 Re就活キャンパスを利用しつつ大手ナビ媒体に掲載するのがここ数年のトレンドになってきています。
スカウトにはある程度の工数が必要になる
Re就活キャンパスを十分に活用する際は、工数がかかってしまうという点もデメリットです。
スカウトやイベントでの母集団形成は今は主流ですが、その分、日々の業務量を増やしてしまう恐れがあります。また一般的に、1人の担当者につき、同時に対応できる学生の人数は10名と言われています。
そのため、母集団形成もしつつ学生のフォローの強化も視野に入れたい企業は、アウトソーシングも検討してみましょう。
キャリアマートでは、採用アウトソーシングに15年以上の実績があるので、幅広い業種・職種での採用ノウハウがあります。
アウトソーシングの詳しいサービス内容や見積もりを知りたいという方は、気軽にお問合せください。
キャリアマートへのお問い合わせはこちらから
低学年層へのアプローチに関するノウハウが今後必要
大学1.2年生からアプローチできる就活サービスは、まだあまり多くないため、運用に戸惑う可能性があります。
しかし、リクナビも2027年卒採用から卒年関係なくサービスの展開をしていくよう仕様の変更があり、年々採用の仕方が変化してきています。
大学1.2年生へのアプローチはまだ早いと感じられている企業も多くいると思いますが、今後の採用戦略として重要になっていくため、これから対策を行い慣れていきましょう。
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)を効果的に使うポイント
Re就活キャンパスを効果的に使うポイントをいくつか紹介します。
イベントの出展
求人の掲載と同時に、イベントへの出展も検討しましょう。Re就活キャンパスでは、合同説明会や就職博といった、都市部を中心に開催されるイベントが魅力的です。
出展費も55万円から出られるものがあり、対面イベントの中では非常に安価なものもあります。
学生からの満足度は非常に高く、当日参加した学生全員と面談ができるイベントもあるので、ぜひ利用を検討してみましょう。
効率よくスカウトを利用していく
Re就活キャンパスを効果的に活用するために、スカウトを活用してみましょう。
これまでにダイレクトリクルーティングサービスなどを利用したことのある採用担当の方もいると思います。スカウトを送る際は、学生のどのプロフィールに対して企業が興味を示したのかを文面でしっかり伝えることが大切です。
また、企業はターゲット像を明確に設定した上で学生の検索ができるため、より自社に適した学生へのアプローチが可能です。
スカウトサービスを使って採用成功させるポイントは、良い文面を打つことだけではありません。
- 自社に合ったターゲットが多い媒体を使うこと
- ターゲットが活発に動く時期にスカウトをしっかり打つこと
- 自社が求める学生と実際に採用できる学生の違いを分析し、適切なアプローチを行うこと
これらが採用成功において大事なポイントになってきます。
キャリアマートでは、媒体の選定から運用までの設定、スカウトの配信代行までサポートしています。
スカウトを打つ工数や自社の採用リソースに不安があるという方は、ぜひ、スカウト代行サービスの資料をご覧ください。
スカウト代行サービスの資料の資料はこちらから
適切にオプションを利用する
求人を掲載する、スカウトをただ送るだけでは、学生に見つけてもらうことが難しくなってきます。
ここで必要なことは、ターゲット学生の動きが活発な時期とそうでない時期を見分けて、活発な時期に学生の目に留まるように施策を打つことです。
例えば、上位表示オプションは短期間の施策ですが、どの時期に使うかで効果が変わります。
施策を打つ適切な時期を知りたいという方は、ぜひ一度キャリアマートへご相談ください。
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)導入までの流れ
Re就活キャンパスを利用するまでの流れを説明します。
- お問合せ
まず、キャリアマートにお問い合わせください。 - お打合せ
WEBまたは対面での打合せにて営業担当が貴社の採用条件や課題、ニーズなどをヒアリングし、最適なプランやイベントを提案します。提案したプランでご納得いただいた後、お申し込み手続きを行います。 - 掲載審査
掲載する際の原稿の作成を行い、内容に問題がないか審査が入ります。審査期間は最短2日程度かかります。 - 掲載開始
審査が通り次第、掲載が可能です。最短1週間程度で掲載できます。
現在の採用課題によって、利用するプランやオプションも異なり、どのように運用すれば採用目標を達成できるかという不安もあると思いますが、貴社に合ったRe就活キャンパスの利用方法やプランの選定だけでも相談可能です。
弊社からお申し込みいただければ、新卒採用の市況や他社情報の提供と合わせて、 原稿の作成や掲載後の改善に向けたアドバイスなどのサポートもしっかり行いますので、お気軽にお問い合わせください。
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)企業からの評判
- 応募者は思っていた通りの数が集まり、質も良かった
- 経験値の高さは安心感や信頼感につながって、期待値が高く、こちらへの対応も迅速でてきぱきとした印象が強かった
- 就職博は、学生とのリアルな接点を作ることに苦慮しておられる企業には有効な採用手法だと感じた
実際にRe就活キャンパスを利用した担当者からの声としては、イベントの充実性や、質の良い学生と出会えるという点で評価されています。
学生とより多く出会おうとすると、自社のターゲットではない学生と接する機会も増えてしまいますが、ターゲットごとにイベントを選べることや、スカウトで求める学生にのみアプローチができる点が、このような評価に繋がっていると捉えられます。
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)学生からの評判
続いて、学生からの評判を解説します。
良い評判
- イベントの参画企業が、大手から中小企業まで多岐にわたることから多種多様な企業と接触ができる
- 志望企業だけでなく同業他社の話を聞くことができ、業界研究もできる
- アドバイザーやスタッフが直接相談に乗ってくれて、自分の考えにあった企業が見つけやすい
- 特に業界研究系の情報は朝日新聞社のスタッフが更新しているもので、他の人材系会社よりも世の中の動きを反映している
- エントリーや説明会予約が容易なこと
- どの企業に応募するか迷っても、自分に合う企業を勧めてくれるところ
- 就職活動の情報収集から採用活動まで一つのサービスでできるため効率よくできるようになった
良い評判として自分の知らない企業とマッチできるというのが挙げられています。イベントは、知らない企業と新たな接点を作る良い機会なので、良い評判が多いです。
他のサービスに比べて就活を進めるうえでのノウハウを溜めるという点が、学生にとって非常に評価が高いです。
就活を始めたての学生にとって欲しい情報は、業界の情報と、自分がどの職種に向いているのかということです。
業界情報については朝日新聞社がサイト内にまとめ情報を掲載しており、業界研究を進めるうえで非常に助かっていると好評でした。
また、Re就活キャンパスが他の就職サイトよりも使いやすくデザインされており、学生にとっても必要な時に必要な情報を取り出しやすいという点で、評価されています。
悪い評判
- 大量のメールが送られてくる
- 登録しているだけで電話がかかってくる
悪い評判の中では、「しつこい連絡」が上位に上がってきています。今どきの学生は電話が嫌いと言われているため、連絡頻度や方法などは検討する必要があります。
学生が改善を求めている点としては、スカウトが来すぎてしまいメールが整理しづらいという点や、説明会のエントリーボタンがない企業があるなどが挙げられました。
前者に対しては、スカウト媒体を利用するうえでは避けられないデメリットにはなってきます。また、全てのスカウトを確認するのが難しい現状を踏まえ、他社と差別化する工夫が求められます。
また設定ボタンが無いなどは、ナビサイト公開前に対策出来るポイントであるので、確認をしっかりしてから公開するようにしましょう。
「学生がなかなか電話に出てくれない」と悩む人事も多いと思います。こちらの記事で、人事の電話になかなか出てくれない学生の実態と対策を解説しているので、あわせてご覧ください。
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Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)の利用に向いている企業
Re就活キャンパスはどういった企業にマッチしたサービスなのかを紹介します。
イベント参加やスカウト配信の工数を確保できる企業
Re就活キャンパスはイベントやスカウト配信などのシステムが多く存在しますが、そのシステムを使いこなす余力や時間がないと、想定の母集団形成が難航します。
そのため、 Re就活キャンパスはイベントやスカウト配信などに工数を割ける企業が向いています。またマンパワーが足りなくてもアウトソーシングで外注したり、説明会の代行を検討したりするのも1つの手法です。
弊社キャリアマートでは、採用代行(RPO)サービスを行っています。Re就活キャンパスの効果を最大限に発揮させ、採用成功させるためにはプロの力を借りることが最善です。
詳しいサービス内容や料金プランなどは、下記ページをご参考ください。
採用アウトソーシング・採用代行(RPO)の詳細はこちら
学生の質の部分にこだわる企業
Re就活キャンパスの特徴として、企業が相性の良い学生とマッチがしやすくなっているという点が挙げられます。
Re就活キャンパスには、業界初のアバターを作成する機能が搭載されており、学生の性格や就活状況を企業側も知ることが安易になります。
そのため、学生とのミスコミュニケーションやミスマッチを防ぐことが可能となり、より効率よく貴社に合った学生と出会えます。学生の質を求める企業にとって、非常におすすめの採用ツールです。
動画付きのスカウトを活用する
JobTubeスカウトという、動画付きのスカウトメールを送れるサービスの利用もおすすめです。
JobTubeスカウトでは、15~30秒の動画を、スカウトメールに張り付けて送付できます。動画が与える印象は、写真や文章よりもはるかに大きいので、よりエントリーに繋がりやすくなります。
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)の導入成功事例3社
実際に Re就活キャンパスを導入した企業の声を見ていきましょう。どのような課題を持っていて利用後どう変化したのかに着目してみてください。
D社(開発・設計)
<導入前の課題>
新卒採用に関して大学訪問や地元のイベント参加にとどまっていたが、イベントも抽選で安定せず採用目標5名に対して3名で納得がいかない採用が続いていた。
大手ナビ媒体2社に登録するも想定ほどエントリーが来ず難航しており、そこで媒体の選定の見直しをする必要があった。
<施策内容>
Re就活キャンパス/就職博
<導入後の成果>
大手ナビ媒体ほど規模が大きくないのが特徴でその中で埋もれずに学生に見つけてもらうことができ、母集団形成の部分でエントリーが多く集まった。
就職博の参画も効果を発揮しそれぞれ Re就活キャンパスから2名、就職博から2名の計4名採用することができた。
Y社(食品)
<導入前の課題>
基本的にナビサイトからのエントリーを受け付けており、全国で展開してはいるが、第2第3母集団形成を図る中盤や終盤戦ではなかなかエントリーが見込めなかった。
学生との直接の接点をつくるということが課題だった。
<施策内容>
インターンシップ博/就職博
<導入後の成果>
Re就活キャンパスの就職博は東京、大阪、名古屋等大都市で開催されており、時期やエリアが豊富で自社にあったタイミングで開催できるので、希望のタイミング・エリアでの母集団形成が可能になった。
第2募集第3募集に効果を発揮し採用成功に至った。
I社(商社)
<導入前の課題>
大手・著名企業に埋もれてしまうせいか、ページへのアクセスも少なく、母集団がほとんど集まらない。他の掲載企業に埋没することなくしっかりと自社の魅力を学生に訴求したい。
<施策内容>
・Re就活キャンパスへの掲載
・スカウトメール
・JobTubeの制作・掲載
<導入後の成果>
・自社に合った母集団形成を実現
・予定数のほぼ全ての採用に成功
まとめ
Re就活キャンパスは、学生の登録数が多く、豊富なイベントを開催しているところが特徴です。
ダイレクトリクルーティングサービスと同様にスカウトも打つことができ、その他にも Re就活キャンパスが主催するイベントは、時期やエリアを問わず、複数回開催されています。
採用のメイン媒体になっていないことが欠点ではありますが、併用して利用していくのか、イベントで出会った学生のつなぎ止めの部分に注力して採用に持っていくのか、使い方次第で採用成功にグッと近づくでしょう。
また、他の新卒採用媒体の情報と比較したいという方は、こちらの記事で大手ナビ媒体のマイナビ・リクナビ・キャリタスとの比較を紹介しているので、あわせてご覧ください!
新卒採用のサイトは多くありますが、どのサイトが自社に合っているのか分からない人事担当の方もいるのではないでしょうか。 媒体選びにおいては、各サイトの特徴や価格を把握し、自社に合った媒体を選ぶことが大切です。 そこで、今回は就職サ[…]