中途採用を検討する中で、どの採用方法で採用活動を行うかは企業様の大きな課題になります。
今回は、TVCMでもおなじみ、国内最大級の転職サイトであるビズリーチを導入検討している企業に、どのようなサイトなのかを紹介します。
ビズリーチとは
ビズリーチとは、株式会社ビズリーチが運営をするダイレクトリクルーティングサイトです。
即戦力人材にスカウトを送り、直接アプローチをすることができるサービスになります。導入企業も年々増加していて累計20000社以上の実績がある国内最大級の転職サイトです。
会員データ
ビズリーチの登録者数は、約159万人(2022年4月末時点)で国内最大級のデータベースを用いて採用したい人材を見つけることができます。有料会員だけに提供できるスカウトがあり、本気で転職活動をしたいと考えている求職者が多く登録をしています。
年齢別で見ると、30代以上が全体の7割を占めており、即戦力となる人材が多く登録しています。また、経験職種も見ると営業やサービス職を始め、経理や管理、人事と幅広い職種の即戦力人材が登録しています。
ビズリーチの掲載料金
ビズリーチの掲載料金は、料金プランと成功報酬費用の2パターンあります。
料金プラン・価格表
料金プランは、スタンダードとプレミアムの2つプランがあります。各プラン6ヶ月か12か月の掲載期間を選ぶことができ、大きな違いは料金・スカウト通数になります。
プラン名 | 掲載期間 | 料金 | スカウト通数 |
スタンダードプラン | 6ヶ月掲載 | 85万円~ | 350通~ |
スタンダードプラン | 12ヶ月掲載 | 要問い合わせ | |
プレミアムプラン | 6ヶ月掲載 | 要問い合わせ | |
プレミアムプラン | 12ヶ月掲載 | 要問い合わせ |
※料金表の一部のみ抜粋
成功報酬費用
ビズリーチは成功報酬型で、成功報酬は基本的に年収の15%と定められています。ですが、年収の15%が70万円に満たない場合は最低金額として一律70万円が請求されることとなります。
成功報酬例
<年収800万円の場合> 800万×15%=120万円→成功報酬は120万円
今回は、料金プランの一部をご紹介しましたが、掲載期間・プラン内容によって料金が異なってくるので、詳しく知りたい方はお問い合わせください。
ビズリーチの特徴・強み
ビズリーチの特徴はハイクラスな人材が多く登録している転職サイトになります。そんなビズリーチの強みを3つご紹介します。
厳選された人材が登録
画像引用:ビズリーチ
ビズリーチでは、求職者がデータベースに登録の際、審査を行っており通過者のみが登録されているため、即戦力となる人材に出会える確率が高いです。
一般的に求職者が利用する際、無料で利用できる転職サイトがほとんどの中、ビズリーチは有料プランを展開しているため、有料プランを利用している転職意欲の高い人材が数多く登録をしています。
有料プランを利用する会員は、タレント会員(3,278円)とハイクラス会員(5,478円)の2種類になります。また経営幹部・管理職・専門職など、リーダー・次世代リーダーが多く登録する国内最大級の即戦力人材データベースになっています。
企業規模に関わらず、利用可能
画像引用:ビズリーチ資料より
上記の通り、ビズリーチは従業員規模に関わらずスタートアップ企業から大企業まで導入実績があり、累計20000社を超える企業がスカウトを実践してきました。そのため、ビズリーチは企業規模に関わらず利用が可能になっています。
優秀な人材を探せる職種・業種5,000パターン以上
ビズリーチは159万人以上もの登録者データを保有しているため、優秀な人材を職種・業種5,000パターン以上の中から探すことがでます。
ただ優秀な人材を探すだけでなく今までの採用手法では出会うことができなかった人材も探すことができ、潜在層にアプローチをすることができます。
ビズリーチ 企業・求職者からの評判は?
では、実際に利用している企業と求職者からの評判はどうなのでしょうか。
企業側の評判
- 人材要件の整理や積極的な面談の実施が、異業界出身者の採用に繋がった。
- 知名度が高くはない地方企業でも、スカウトを活用することで候補者に興味を持ってもらえる点がよかった。
上記で説明したビズリーチの特徴、強みを理解し最大限活用することで採用成功につながっている為、サイト理解を深めることは重要になります。
求職者の評判
- ハイキャリア向けの転職に特化していたのでスキルや資格を活かして年収アップを目指した。
- 常にグローバル視点で物事を考えるスタッフの心意気が魅力的に感じた。
- 担当者の対応が非常に丁寧で、転職を成功へと導いてくれた。
ビズリーチはヘッドハンターが優秀な為、一人一人しっかりサポートをしてくれるので、ヘッドハンターを活用し採用活動が進められます。
ビズリーチがおすすめな企業
下記のような企業は、ビズリーチに掲載することをおすすめします。
- 即戦力人材を採用したい企業
- 認知度が低い企業
ビズリーチは、即戦力人材にスカウトを送って直接アプローチできる中途採用サービスで、毎月2万人以上新たにスカウト可能会員が増え続けており、全国159万人以上になります。
そしてその登録者層は管理職や専門職など、ハイクラス人材で年収1,000万円を超える求人が3分の1以上になるため、即戦力人材の採用成功をしたい企業に是非利用していただきたい転職サイトになります。
また、ビズリーチは今までの「待ちの採用」とは異なり、自らアプローチをする「攻めの採用」ができるため、知名度が低い企業にも非常におすすめです。
ビズリーチ 他の転職サイトとの違い
ビズリーチの他にも特徴を持った転職サイトがありますのでご紹介し、是非自社に合う転職サイトの選定に活用していただきたいと思います。
doda ダイレクトとの違い
doda ダイレクトは、経験者や即戦力人材の採用に強みを持つdodaが提供しており、241万人規模のデータベースをもち幅広い職種に対応ができます。
一般的な人材紹介サービスや求人サイトサービスは求人発生から面接まで平均約25日かかるのに対し、doda ダイレクトなら求人発生から面接までを最短1日で行うことが可能です。早急に採用活動を始めたい企業は検討しても良いかもしれません。
AMBIとの違い
AMBIは、幹部候補や次世代リーダー・マネージャー向けの求人をはじめ、早期にレベルの高い仕事に挑戦できる環境が整ったハイクラス求人だけを厳選して掲載しています。
ビズリーチとの違いは、高いポテンシャルを持つ若手人材をターゲットとした求人情報サイトで日本で唯一のミドル特化型転職サイトになります。若手優秀層の採用を検討をしている企業は検討しても良いかもしれません。
Greenとの違い
Greenは、登録者の約60%がIT経験者、Web系人材で年齢層も25〜35歳が60%を占め、若手経験者の採用に強いのが特徴です。ビズリーチとは登録者の経験職種が異なり、IT/WEB業界でダイレクトリクルーティングを活用したい企業は検討することをおすすめします。
ビズリーチの他にもそれぞれ特徴があり、サイトの特徴を理解して活用することで最大限効果を発揮することができます。詳しくはお問い合わせください。
ビズリーチ サービス導入の流れ
利用開始前の流れ(※最短で5営業日で利用開始することができます。)
- 問い合わせ
- サービスの提案
- 契約
- 導入ミーティング
- 利用開始
問い合わせ後、まずはどのプランを選定するかを決める必要があります。人材要件に合わせてプランを決め、掲載に向け準備を進めていきます。
利用開始後流れ
- 求人原稿作成
- 人材検索
- スカウト
- 面談・面接
- 内定
利用開始するにあたって原稿作成を行い、スカウトをする条件を決めてスカウトの配信をします。そこから選考に進んでいただき内定という流れになります。利用に際して専任の担当者が採用活動をフォローしますので安心して活用することができます。
ビズリーチで採用成功させるためのポイントは?
ビズリーチの特徴や強みを解説してきましたが、ビズリーチを利用し採用成功させる為のポイントを2つご紹介します。
スカウトにこだわる
ビズリーチのようなダイレクトリクルーティングサービスはスカウト配信で求職者にアプローチをするので、スカウトの内容が重要になります。
まずは企業が採用したい人材要件を選定する必要があります。どのようなスキルや経験をもった人材の採用を行いたいのかを明確にし、一人一人に訴求できるような内容のスカウトを送ることで返信率が上がります。
登録されている求職者の情報をみてメッセージ内容を変え、特別なスカウトを送ることで採用成功に近づくことができます。ただ、一人一人に訴求することで返信率や採用成功率は高まりますが、作業工数がかなりかかるため、スカウト配信代行の導入検討をおすすめします。
弊社でもスカウト配信代行サービスを行っておりますので、詳しい料金プランなど、下記からお気軽にお問い合わせください!
HRMOS(ハーモス)を活用する
ダイレクトリクルーティングサービスを利用し、採用成功をするポイントは採用管理システムを導入することで少ない工数で進めることがポイントになります。そこでビズリーチを導入検討している企業におすすめなのが、HRMOS(ハーモス)になります。
HRMOS(ハーモス)は採用業務の一元管理を通じて、オペレーション業務を効率化し、採用スピードを向上させることができるクラウドサービスです。データによる採用活動の可視化・分析ができるため、データを根拠とした戦略的な採用の意思決定ができ、効果的な採用につなげることができます。
HRMOS(ハーモス)は、ビズリーチの候補者データを自動でハーモスへ連携することができます。採用業務を効率化することができ、迅速に対応することが可能になりますので、ダイレクトリクルーティングサービスをご利用になる場合はハーモスのような採用管理システムの活用をおすすめします。
HRMOS(ハーモス)については、下記の記事で詳しく紹介していますので、気になる方はご参照ください。
採用業務における様々な情報を一元管理し、採用業務の効率化を目的とした「ATS(採用管理システム)」が近年注目されています。 ここでは「使いやすさ」と「データ分析」に定評があるHRMOSについて紹介します。 HRMOS(ハーモス)とは[…]
ビズリーチ 採用成功事例 3選
最後にビズリーチを利用して採用成功した企業事例を3つご紹介します。
建築業界の事例
<導入前の課題>
採用要件のレベルが高く、転職市場と合っていなかったため採用活動に苦戦をしていた。
<施策内容>
スカウト配信を行い、居住地や経験年数、保有資格などの検索条件を自分たちで設定し、候補者へ直接アプローチした。
<導入後の成果>
採用コストが大きく削減され、内定承諾率が上がり直近1年間では20名以上の採用に成功した。
IT業界の事例
<導入前の課題>
事業拡大に伴い、責任者や未来の幹部を採用していく必要があった。
<施策内容>
コンサルタントが採用活動をリードしてくれ、業務を整理し優先順位通りに採用活動を進められた。
ビズリーチのサービスだけでも満足していますが、コンサルタントが寄り添って採用の伴走をしてくれることが、ビズリーチの強みであり魅力だと実感した。
<導入後の成果>
半年で6名の即戦力人材の採用に成功した。ビズリーチを活用し転職市場を確認していくなかで、ターゲット層以外の人材にも目を向けられるようになり、幅広い人材を採用できた。
流通、小売業界の事例
<導入前の課題>
30代後半から40代前半の人材が不足していた。
複数事業を展開しているため、社内登用では新規事業責任者や専門職の人材が不足している。
<施策内容>
スカウト配信後いきなり面談をするのではなく、まずは「お電話で情報交換させてください」とスカウトに記載した。
電話で話して互いに好感触であれば、面接に進むというプロセスにした。その後も、面接は回数を決めるのではなく、候補者の方の意向に応じて採用プロセスを変化させた。
<導入後の成果>
4カ月で複数職種、8名の採用に成功した。
まとめ
ここまでビズリーチに関して説明してきましたが、転職サイトを利用するうえで募集職種や年齢層など人材要件に合わせて、各サイトごとに違う特徴や強みを理解し利用サイトを選定する必要があります。
こちらの記事では媒体の比較などもしていますので、ご参考までに読んでみて下さい。
転職希望者へより効果的にアプローチができる「求人広告・転職求人サイト」 このようなお悩みをお持ちの方におすすめ うちの会社にマッチした転職サイトって何だろう? 求人広告(転職サイト)って正直どれも全部同じように見えるけ[…]